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柿野日奈子 その飛躍に隠された秘密
【スポーツ 官能小説】

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特別練習の依頼-1

 201〇年。季節は秋。
 夏のプロテストに無事合格した柿野日奈子は、
 来たるべきトーナメント出場に向けて練習に取り組んでいた。

「あかんわ〜。どうしても曲がっちゃうわ。」
 大きくスライスしていくボールを見ながら、日奈子はしゃがみ込んだ。
 その様子を少し離れたところから食い入るように見ていたひとりの男が立ち上がり、
 ゆっくりと日奈子に近づいてきた。

「どうした、日奈子。」
 頭をかしげながらスイングを繰り返す日奈子に、
 練習場所属のレッスンプロ、腰越(こしお)五輪男(さわお)が声をかけた。
 まだ20代の、色黒の男だ。

「あっ、腰越プロ。おはようございます。
 あの〜。最近、どうしても、ボールが左右にブレてしまって、
 ボールの軌道が安定しないんです。」

 日奈子はそう言いながらも少しはにかんだように笑顔を見せた。

(美人、と言うわけではないが、笑顔が可愛いじゃないか。可能性はあるなあ。)
「どれ、俺がちょっと見てやろう。ちょっと打ってみろ。」
「あ、ありがとうございます。お願いします。」

 腰越は、打ち始めた日奈子の真正面に立ち、
 日奈子のスイングチェックを始めた。
(若いのに礼儀正しい。
 スタイルも、背もそこそこあるし、バストも意外にありそうだ。
 ウエストの締まりも、なかなかじゃないか。)

 今度は日奈子の背後に回り、再び全身に目を走らせる。
(こいつがこの前のプロテストに合格したばかりの柿野日奈子か。)
 腰越が、日奈子の頭から背中、腰、
 そして足の方まで舐めるように視線を這わせた。
(痩せて見えるが、結構肉付きもいい。お尻の張りも申し分ない。
 ブラジャーのラインが見えないのは、
 一時代流行ったヌーブラでもつけているせいだろう。)

 腰越が日奈子の背後にしゃがみ込んだ。
「もう一球。。。もう一球。
 顎を引いて。もう一球だ。。。」

 腰越は頭を地面すれすれまで近づけると、
 日奈子の太股から上を覆っている赤のミニスカートの奥の方を注視した。
(パンティーが見えないなあ。黒か?
 しかし、良く張った太股だ。)

 腰越は立ち上がると、
 ボールをセットするために屈んだ日奈子の腰に手を伸ばした。
「俺がちょっとここを支えててやるから、これで打ってみろ。」
 腰越はその手の平で日奈子のお尻辺りを包み込むようにして支えた。
 その微妙な力加減を感じながら、日奈子は打ち続けた。
 しかし、ボールの軌道は、さらに不安定になった。

「どうですか、腰越プロ。」
「やっぱりな。日奈子、ボールの軌道が安定していないのは、
 お前のフォームが安定していないからだ。」
「フォームが?」
「そうだ。お前の下半身は、今の素晴らしい大きなスイングを支え切れていない。
 そのために体の軸がずれる。
 だからスイングの軌道も安定せず、ボールが左右にブレる。」

 打席の後ろにある椅子に腰かけながら、腰越が言った。

「どうすればいいですか、コーチ。」
 日奈子はその隣に腰かけ、腰越の真正面から顔を見て聞いた。

「な〜に、簡単なことだ。下半身強化、これしかない。」
「下半身強化?」

「そうだ。特に、ここ。この腰から、、、ここ、この太股にかけて、
 それを重点的に鍛えることだ。」
 
 腰越の手は、椅子に腰かけた日奈子の良くしまったヒップを、
 ゆっくりと撫でまわした後、その手を前の方に回し、
 ミニスカートの中に忍び込ませた。
 そして、スカートの中に隠れている日奈子の太股の内側を触った。

「ちょっ、ちょっ、この手。。もう、スキがないんだから。」
 日奈子は口ではそう言いながらも、まんざらではない顔をし、
 腰越の腕を手をかけたままで払いのけることもなかった。
「いや、具体的に示した方が、イメージが沸くと思ってな。」

「この、もっと奥の方も、関係あり、ですか?」
 日奈子は、腰越の腕にかけた自分の手を腰越の手首の方へずらし、
 自らスカートの奥の方へ導いた。
 腰越の指先が直接、日奈子の敏感な部分をかすめた。
「うっ。」

「ああ。もちろんだ。すべてのスポーツに共通して、
 上達の秘訣は、いろいろな筋肉を
 バランスよく鍛えるというところだ。
 ゴルフもセックスも全身運動。
 セックスが上達すればゴルフも上手くなる。
 俺が必ずお前を世界に通用するプレーヤーにしてやる。
 どうだ、俺に任せてみないか?」

 腰越の手が日奈子のスカートの中でゆっくりと動き出した。
 スイングを繰り返していたせいか、
 パンティーを履いていない日奈子の股間から太股にかけては、
 汗だけではない湿り気があった。
 腰越の指は、その割れ目の辺りをしばらく上下していたが、
 そのすぐ近くにあるわずかな突起を見つけ、
 その先端をゆっくりと撫でまわした。

 日奈子の手は、腰越の位置をさらに奥へと導いた後、
 ゆっくりと離れ、自分の胸の辺りへと移っていった。
「ぁぁ、ぃ、ぃぃ。ぁ。」

 可愛らしい口元からかすかな声を漏らしながら、
 日奈子の手は自分のバストを撫でている。
 その真ん中あたりには、はっきりと乳首と見て取れる鋭い突起が、
 白いウェアを押し上げていた。

「あん。。。」
 日奈子の指がその先端に触れたのと同時に、
 腰越の指が、さらに割れ目の深くへ押し入ろうといた。

 日奈子はパッと体を起こし、
 まだ自分のスカートの中に入り込んだままの腰越の腕を
 さらに自分の身体の方へ押し付けながら、
 腰越の目をじっと見つめ、言った。

「お願いします。腰越プロ。
 わたし、世界で活躍できるようなエロゴルファーになりたいんです。
 わたしを鍛えてください。」


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