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真奈美の性春
【学園物 官能小説】

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小学校高学年 その3-1

 家に上がった敏明は、真奈美を奥にある階段へと導いた。
「ここが、治療室への入り口。地下にあるんだ。」
「地下室?わ〜、凄い。うそみた〜い。」
 真奈美は飛び跳ねながら階段を下りて行く。

「さあ、どうぞ。中に入って。」
 敏明が分厚いドアを開ける。
「失礼しま〜す。」
 中に入って周りを見回した真奈美は驚きの声を上げた。
「すご〜い。なんか、TVに出てくるお部屋みたい。」
 
 もちろん、真奈美は知らなかったが、真奈美が招き入れられたのは、敏明の両親の「秘密の部屋」だった。
 家族のあいだでは、普段「プレイルーム」と呼ばれていたが、時として「お仕置き部屋」とか「拷問部屋」と言われることもあった。
 もちろん、真奈美はそんなことを知る由もなかった。

 部屋の四隅にはそれぞれスタンドライトが置かれ、中央に置かれたキングサイズのベッドを照らし出していた。
 天井にはフックのようなものがいくつも取り付けられていて、小さめのライトが部屋のあちこちを照らしていた。

(なんか、テレビ局のスタジオみたい。)
 真奈美は昔、母親に、子供向け番組の収録でテレビ局へ連れて行ってもらった時のことを思い出した。
(あのお部屋にも、たくさん、ライトがついていたっけ。)
 
 一般の家には珍しい真っ赤な壁には幾重にも巻かれたロープや黒い革製のものがぶら下がっていた。
(あ、あれも同じ。お母さんがマイクや照明のコードだって言ってたっけ。)

 横の壁にはスライド式のドア、そしてその前には不思議な形をした椅子のようなものが置かれていた。
 真奈美には見たこともないものだったし、その椅子のようなものが何なのか、どのように使われるのかなど、想像もつかなかった。

「どう?驚いた?」
 敏明は部屋の入り口のドアを閉めると、二重になっている鍵をロックした。

「この部屋は、特別な部屋でね。大きな音を出しても、外には絶対に聞こえないように
 なってるんだ。」
「へ〜。、なんか、凄いね。」
「ああ、お父さんが、この家を建てるときに特別に作らせたんだ。ほかにも、いろいろ
 な装置があるんだ。」
「へ〜、敏明君のお父さんって凄いんだね。」
「それほどでもないけどね。」
 敏明はそう言うと、ベッドのへりに腰かけた。

「早速、治療、始めようか?真奈美ちゃん、お腹は空いてない?」
「大丈夫。給食、たくさん食べたもの。」
「じゃあ始めようか。真奈美ちゃん、着ているものを全部脱いで、そこに横になって。」

 敏明は、自分が座っているベッドの真ん中を指さして言った。
 真奈美は自分の胸が急にドキドキし始めたのを感じた。
 しかし、不思議と恥ずかしさはなかった。
 敏明の前で裸になるのはあの日の夜にも経験していたからだろう、むしろあの優しい友達の敏明君が、これから大事な約束を果たしてくれるのだと思うと、わずかに感じた不安もある種の期待へと変わっていった。
 
 真奈美が服を脱ぎ終えると、いつの間に脱いだのか、全裸の敏明がベッドのわきに立っていた。
「あれ?なんで敏明君も裸なの?」
「この前もそうだったし。それに、その方が真奈美ちゃんも恥ずかしくないだろ?」
(確かに、こんなに明るい部屋に、一人だけ裸なのは恥ずかしいかも。敏明君って、や
 っぱり優しいな。)

「じゃあ、始めるよ。あ、途中で真奈美ちゃんが動いたりすると危ないから、これを付け
 てね。」
 そう言って敏明は壁から革製の物を取った。
「まず、これを付けるからね。」
 敏明は、真奈美の両手両腕、さらに両足の太股と両足首に拘束具を付けた。

「えっ?でも、この前はこんなの付けなかったよ。」
「だって、真奈美ちゃん。あの時は体験学習だったし、突然のことだったろ?それに、
 今回は検査だけじゃなくて治療もするんだ。だからこれが必要なんだよ。」
(確かにそうだ。この前は敏明君の家じゃなかった。それに今日は治療もするんだ。)

 真奈美が納得した様子を見て、敏明が言った。
「いいね。じゃあ、そのまま寝て。うん、それでこの前の時みたいに、上を向いたまま
 膝を曲げて。そう、膝を立てるんだ。」
 真奈美が迷っているとすかさず敏明がやさしく手を貸して真奈美の手足の位置を調整していく。
「うん。じゃあ、手と足をつなぐからね。そう、手を足の外側に置いて。」
 真奈美は、新しいおもちゃに出会った時と同じようにウキウキしながら、敏明に言われるままに体の体勢を変えることに協力しようとしていた。

「そう。いいね。真奈美ちゃん、痛くない?そうしたら手と足を留めるね。」
 敏明は真奈美の腕と太股、手首と足首を拘束具でつないだ。

「うん。今度は、ゆっくり膝を立てながら、足を開いていくんだ。いや、そうじゃない。こっちこっち。そう、膝をゆっくり開いて。真奈美ちゃん、上手だよ、」
「これでいいの?敏明君。」
「ああ。ホントに真奈美ちゃんは上手だなあ。もう少しだから頑張って。」
 敏明は優しく言うと、ベッドの端から出ている4本のワイヤーのフックに、手慣れた手つきで拘束具の金具にひっかけた。そして、ベッドヘッドのところのレバーを巧みに操作し、ワイヤーの距離を調整していった。

「よし。試しに真奈美ちゃん。手と足、動かしてみて。」
「うん。あれ、全然動かない。あ、でも足は閉じられるんだね。」
 真奈美の体がベッドの上に固定されたことを確かめると、敏明は天井のカメラに向かって親指を立てた。

「準備OK。真奈美ちゃん。検査中や治療中はちゃんと膝を開いて、真奈美ちゃんのここがぼくによく見えるようにするんだよ。」
「わかった。こうしたままにしてればいいんだね。」
 真弓は敏明に褒めてもらおうと両方の膝をできるだけ開くようにした。

 敏明の目に真奈美の割れ目が飛び込んできた。


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