脱毛ワックスとソープ嬢のナナ-9
「ああぁ…」
自分の指先が触れるクリトリスを境に、片側の毛が塗り固められる様子を、智美はゾクゾクしながら見守った。
智美が片手で維持していたスマートフォンはすでに投げ出されていた。割れ目の中を激しく擦れなくなった時点で、乳首への刺激を加えたからだ。
亨の作業が微妙な部分に差し掛かると、智美はクリトリスの刺激を一旦止めて、両乳首を捏ねて女体への快感を継続させ続けた。
亨の付属のストリップスと呼ばれる脱毛専用シートを手に取り、ワックスを塗った部分に密着させた。
そのストリップスにワックス液が染み込めば剥がす頃合いだが、その僅かな時間を亨は有意義に過ごそうと考えた。
喘ぐ智美の顔の前に、先走り液が垂れる肉棒を差し出したのだ。
「ああん、チンチンだぁ。あむっ…」
智美は喜んで咥えた。
(ニュルニュルが美味しい♪)
亨は股間の様子を見ながら、悶える智美の乳首を捏ねて待った。
「そろそろよさそうだな。ほら智美、こっちの奉仕はいいからオナニー再開しろ」
「ぬぽっ…。はーい。智美、おまんこ弄りまーす♪」
これまで以上にテンションが高くなった智美は、それでもワックスに気をつけながら、敏感な部分に指を這わせた。
みちゅっ…
「あああん」
淫口に入る智美の指を横目に、亨は脱毛ワックスを塗った部分の皮膚が張るように、智美の尻肉を押し下げた。
その瞬間、脱毛ワックスに絡まった毛が少し引き連られ、智美の女体がビクリと反応した。
「ああん、亨さん、怖いよぉ〜」
「大丈夫だ。オナニーを続けてろ。それに剥がした瞬間は少し気持ちいいそうだぞ」
まるで身近な経験者から聞いたような話し方だった。
「どうして知ってるのよ」
智美はオナニーを続けながらも、亨に猜疑心の目を向けた
ギクリとした亨だったが、幸いにして誤魔化す手段は目の前にあった。亨は智美の土手の皮膚がピンと張った状態を維持しながら、ストリップスの尻側の下端を持つと、顔側に向かって一気に引き剥がした。
ベリッ!!
「あうううっ!!」
強烈な刺激に智美は女体を仰け反らせたが、それも一瞬のこと。智美は人差し指を割れ目に挟んだ状態で、中指と薬指で熱を持ったようにヒリつく肌に触れた。
肌に指先が触れた瞬間、その感覚が沈静化した。普段感じるふさついた感触がなく、小学生以来のスベスベの素肌を直に感じた。智美は懐かしさを感じた。
「やあん、ない〜」
歓喜した智美はクリトリスを激しく擦り、土手に直に指が触れる快感も味わった。
「ああん、亨さんの言う通りだよぉ。気持ちよかったよぉ〜、ああん、ああん」
一瞬の痛さを通り越したら後は快感でしかなかった。オナニーを続ける智美はその快感に酔いしれた。
「こら、べたべた触ったら残りの毛が濡れるだろ。弄るのは割れ目の中だけにしろ」
一部ではあったが、毛のない智美の股間を前に、満更でもない亨は楽しそうに言った。
亨はそのまま処理を続けた。割れ目寄りを抜いたので、今度は割れ目の外側だ。
「あうううん…、気持ちいい〜」
割れ目の反対側の中心付近と外側、そして割れ目の上と処理を続け、亨は最後の仕上げに智美を四つん這いにさせた。
土手部分の毛が処理された状態になったので、もう濡らしても構わない。尻を突き上げた智美は、自身の肌触りに興奮しながら、割れ目全体に手のひらを被せて、グリグリと面で刺激を与えた。