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エロティック・ショート・ストーリーズ
【その他 官能小説】

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ヌードモデル(露出、熟女)-9

 自然に膝が開き、腰が浮き上がってくると、ようやく周囲の者にも彼女の指の動きが見え始めた。肉の蕾をグニ、っと潰し、歪めたかと思うと、円を描くように周囲をグリグリと擦り、ときおり指を上下に動かして潤みきった花唇の谷間から粘液をすくい取ってきて塗りつける。おおそよそそのパターンを繰り返しているのだが、その動きはどんどん速く大きくなっていき、膝は限界まで開かれ、腰が突き出されていく。
「んあっ、ああっ……あはぁあ……」
 何の抑制も効いていない、生のままの熱い吐息が、会議室の壁に天井に床に反射する。
 やがて。濡れた指先が、花唇を左右に広げるように蛇行しながらゆっくりと滑り降り、秘めやかな女の壺口へと到達した。指先が突き立てられる。しかし、それ以上中へは入っていかない。指先に力がこもり、入れようとはするのだが、思いとどまったように引き戻され、また力がこもり……。それを数回繰り返すうち、玲奈の口からうなされたように何か言葉が漏れ始めた。
「……て……。入れて……、はあ、はあ、入れて、ねえ、誰か、入れて……」
 三十六歳の熟した体。そのムッチリと肉付きのよい白い太股の間に咲く柔肉の花は、蜜を溢れさせ、ときおりヒクリと収縮し、陽炎のように女の匂いを発散させている。
「お願い、ねえ、入れて……」
 しかし、その場の誰も動こうとはしなかった。息を飲んで、壺口と指との攻防を見守るのみだ。
「ねえってば……」
 夫のある身でありながら、悦楽の泥沼にはまり込み、女の内側を満たされる事だけを望んで腰を揺らめかせている玲奈が、薄く瞼を開いた。その先には、彼女を真正面から見つめる悠也の真剣な眼差しがあった。
「悠也くん。こんなことをさせておいて、私を放置するつもりなの?」
 一歩前に出る悠也。そして、カチャリ、と金属同士が触れ合う音がした。
「玲奈さん。僕にあなたを教えてくれますか」
 ベルトを解き、ズボンを脱いだ悠也が進み出て赤いベッドに登った。


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