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エロティック・ショート・ストーリーズ
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ヌードモデル(露出、熟女)-10

        6

 悠也はベッドの上に立ち、下半身を剥き出しにした。その肉の根はグイっと頭をもたげ、脈打つようにビクンビクンと揺れている。ミミズのように這う静脈、開ききった赤黒い傘。周囲には大勢の制作メンバーがいる。その中には女子も二名いる。しかし、彼は少しも臆することなく、いやむしろ背中を押されるように滾り勃ち、伯母である玲奈を見下ろしている。玲奈は両手を後ろに突きながら、倒れ込むように仰向けになった。膝は立てられ、開かれたままだ。悠也がそこへ割って入り、覆い被さり、自身の怒り狂った先端を彼女の壺口に触れさせた。見つめ合う。どちらからともなく口元に微笑みが浮かぶ。
 悠也が腰に体重を乗せた。もうどうしようもない程に昂ぶった肉の剛棒が、玲奈の柔肉に突き立てられ、押し開きながら侵入を開始した。玲奈の顔が歪む。小鳥のように身を縮め、固くなっている。悠也はそんな彼女のふくよかな頬に手のひらを当て、撫でながら耳たぶをつまみ、髪の中へと指先を差し入れた。玲奈はトロンと瞳を緩ませて脱力した。
 ジュ、ジュブ、と濡れた音をたてながら、悠也は玲奈に呑み込まれていく。経験豊富な彼女の柔肉は、包み込むかと思えば抵抗し、受け入れたかに見せて追い出そうとした。
「ああ、玲奈さん。熱い、熱いよ、溶けてしまいそうだ」
「あなたも凄く硬くて熱いわよ、悠也くん」
 やがていちばん奥まで突き当たった悠也は、反転しようとした。しかし、玲奈にガッチリ咥え込まれて動けない。
「れ、玲奈さん、放して下さいよ」
「そうはいかないわ」
 玲奈は女の壺口で悠也を締め上げたまま腰を揺らし始めた。
「え、え?」
「うふふ、あんまりオバサンをなめない方がいいわよ」
 グーイ、グーイと玲奈が腰をひねる度、悠也は彼女の内側の柔肉の壁に擦りつけられ、焼けるような快感に身を焦がされていく。
「うぐっ、ぐぅ……」
 下になっているというのに、玲奈は巧みに腰を使い、悠也を追い詰めていく。獲物を捕らえた蜘蛛のような残酷さと勤勉さと執拗さをもって。
「だ、ダメだよ、出ちゃうよ、そんなにされたら」
「いいわよ、出しなさい。今日は大丈夫だから」
「そんな。みんなが見てるし、僕らは甥と伯母だよ?」
「だから何よ」
 完全に形勢は逆転している。少女のような恥じらいを見せていたのがウソのように、悠也を責め立て、食い千切らんばかりに腰をよじる。
「さあ、出しなさい」
 悠也をキューッと絞り上げながら、玲奈は激しく腰を上下させた。悠也の太股はブルブルと震え、腰がビクンビクンと跳ねている。
「あ、あ、ダメ、ダメだよ、出る、ほんとに出る……」
 不意に玲奈が静止した。
「なんてね」
「はあ?」
「こんなやり方じゃああなたたちのお勉強にならないものね」
 玲奈は締め上げていた力を緩め、悠也はズルッと彼女からの脱出を果たした。周囲からの、ほっとしたような空気が二人を包み込む。
「さあ来て。あなたのしたいようにして……」
 玲奈はあらためて膝を開き、腰を持ち上げて悠也を受け入れる態勢になる。悠也は慎重に位置を合わせ、おそるおそる彼女に侵入していく。
「大丈夫よ、そんなに怖がらなくても。今度はちゃんと受け止めてあげるから」
 微笑む玲奈の唇を自分の唇で塞ぎながら、悠也は腰に体重を込め、ズン、と一気に刺し貫いた。
「ああっ……」
 玲奈が白い喉を見せて仰け反る。構わずに悠也は彼女の一番奥に、何度も何度も彼の若さを突き込む。玲奈は唇を震わせながら悠也の背中に手を回し、密着を求めた。両足も彼の太股に絡みつかせて引き寄せる。
「玲奈さん……ずっとずっと僕は」
「ダメよ、それ以上言っては。私たちの関係を忘れたの?」
 激しく打ち付けられる腰に大きくその身を揺すられて、玲奈は顔を歪ませ、悠也の背中に爪を立てた。ムッチリと白い太股がブルッ、ブルッ、と震えだし、見事に絞られたウェストがビクン、ビクン、と痙攣を見せた。
「ああ、玲奈さん……」
 三十六歳の熟れた肉体に突き立てられる若い迸りが、いよいよ彼女を追い詰める。玲奈の全身に微細な振動が走り、豊満な白い乳房が揺れる。そして限界まで持ち上げられた腰がねじれ……。
「んはぁ……、はぁ……、あぅううぅ……」
 玲奈はガクッ、ガクン、と身を揺すり、上半身をグイっと反り返らせて硬直した。彼女の下腹部の奥の奥深くから、甘い痺れにも似た快感がジュワッと溢れ出し、それは下半身全体へと染み渡っていった。
 やがて、彼女は腰が砕けたように一気に脱力し、赤いベッドの上に崩れ落ちて手足を広げた。
「ごめん、悠也くん、まだだね」
 はあ、はあ、という荒い呼吸をしながら玲奈が謝ると、同じく息を乱している悠也は微笑み、首を振った。
「まだこれで終わりじゃありませんから」
 その言葉を聞いた玲奈は、ブルっと肩を震わせた。


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