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ピンクモアール 〜魅惑のフェロモン
【OL/お姉さん 官能小説】

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フェロモン・クィーン-1

「やっぱフェロモンをいっぱい分泌する女とヤルのは燃えるよな!」
恭子といい麗華といいキララといい麻夜といい、やはりフェロモンをプンプンさせる女とセックスすると無性に興奮する事が分かった。中でも最近、麻夜のフェロモンの出し方がハンパなかった。色んな女とした話をする度に、それらの女が浜野を喜ばせた事以上の事をしようとしてくるのだ。浜野を燃えさせる事に関して誰にも負けたくないと言う気持ちが伝わって来る。麻夜は浜野が求める事を完璧以上に応えているのであった。

「もう麻夜さんにフェロモン成分は使わない方がいいよ。使わなくてももう一生効果あるぐらい使ってるんだから…」
「でも嗅がせた時、相変わらず目つきが変わるんだもん。それからが凄くてさー♪」
「試した事ないから分からないけど、いい加減やめたほうがいいような気がする…」
「恭子さんは俺にフェロモン成分くれてればいいんだよ。ガタガタ言うとまた恭子さんに使っちゃうぞ?」
「そ、それだけはやめて…。ホント、私もう結婚するんだから…」
本気で怯える恭子。
「ハハハ!恭子さんには世話になってるからもう苦しめないよ。でもそのうち休職するんだろ?早く後任決めてよ。そいつを手なづける必要あるからさ。」
「わ、わかったからもう少し待ってて。」
「はーい。じゃあこれ貰ってくよ?じゃあね!」
浜野は恭子からフェロモン成分を受け取り開発室を出て行った。

「もう…、ウチの会社の可愛い子、みんなヤッちゃうなんてねぇ…。」
浜野は社内の目惚しい女と全員ヤッてしまった。売り上げも絶好調。次の春には一気に課長になると言う噂もあった。

「浜野くんが社長とかになったら、マジでヤバいわね…」
そんな危機感さえ感じていた。しかし脳裏には自分が身も心も奪われて身も心も燃え上がった浜野との行為が残っている。もしフェロモン成分の効果なしにこれから何回かセックスしたらどうなるか分からないような気がした。
「ダメダメ!私は結婚するの!浮気とかあり得ないんだから!」
自分にそう言い聞かせる恭子。願うのは浜野が麻夜と落ち着いてくれる事だ。今は色んな女とヤル事が楽しくて仕方ないのだろうが、それに飽きて麻夜だけを愛してくれる事を願わずにいられなかった。浜野の為にも、会社の為にも、そして自分の為にも…。

「確か経理にモデルみたいな美人が中途で入ったよな。早速食いに行こうかな♪」
フェロモン成分を握りしめ、まだまだ女遊びがやめられそうもない浜野であった。


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