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愛する妻を…。
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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妻が浮気します…。2-1

加治田さんは体の向きを里美に向けると、里美の肩に手を伸ばして、顔を近付けているようです。

寝室の窓から車の中が、よく見えません。

私はイライラしながら見ていると、携帯からはクチュクチュと、微かな音がしてきました。

まさか、ディープキス?
里美が加治田さんを受けはいれたのか?

見たい。見たい。見てみたい。
里美が他の男とキスしているところを…。

私は股関が熱くなるのを感じました。

しかしここは、静かに待つしかないのです。

たった二度目の食事で、里美が奪われるなんて…。
加治田さん、恐るべし…。

ここまで来たら、どこまで堕ちるのか見てみたい。
それしか頭に浮かびません。

里美「すいません。帰ります。」

加治田「うん。また、連絡します。」

里美「はい。失礼します。」

恥ずかしそうに答える里美…。

車のドアの音がしました。

すると、加治田が電話に…。

加治田「どうでしたか?興奮出来ましたか?」

私「えっ!覗いてるのがバレていましたか?」

加治田「多分。そうじゃないかと思っていました。どうでした?」

私「はい。凄く興奮しました。」

加治田「また、会ってくれるそうです。その時には…。」

私「はい。その時は、休みを貰って…。ご一緒します。」

加治田「はい。そうですね。分かりました。また、連絡差し上げます。」

私「はい。宜しくお願いします。それでは失礼します。」

車のエンジンがかかる音がすると、去っていきました。

私が居間に降りてみても、里美の姿がありません。

ガチャン

玄関が閉まる音がしたかと思うと、直ぐに今のドアが開きました。

そこには、出勤する時に着る、ラフなTシャツとジーパンでした。

そうか、今日は残業になってるんだった。

里美「あ〜疲れた。」

私「お帰り。久しぶりの残業で疲れたろ?」

里美「うん。」

里美が平然と嘘をついています。

私「ご飯どうする?あっ!うん。みんなで食べてきたから…。あなたはっ?」

私「あ〜。俺は済ませたよ。子供達には
弁当で済ませてもらったよ。」

里美「そっか。カレーでも作っとけば良かったな〜。」

私「たまにはイイさ。で、その袋は?なに?」

つい、イタズラ心が出てしまった。

里美「えっ!あっ!こっ!これっ?」

私「何か、高価な所の紙包みみたいだけど…。」

里美「これっ?これは…。パ、パートのみなさんからの、誕生日プレゼント」

里美は上手い嘘がつけたと、ホッとした顔をしています。
嘘をつくのは大変だ。
流石に加治田さんから貰ったなんて、言えるはすもない。

私「へー。良かったね。」

里美「うっ?うん。」

これ以上追及すると、先がなくなる気がして、そこまでにしました。

それから半月後…。

遂にその時がやって来ました。

私は里美が休みの日に、内緒で有給を取りました。

私「いってきまーーす。」

里美「行ってらっしゃーーい!気を付けてねー。」

私「はーい。」

私はいつも通りに出勤する振りをして、加治田さんとスーパーの駐車場でドッキングしました。

加治田さんと里美の待ち合わせは、2時間後の同じ駐車場です。

加治田三ヶ森、迎えに来ようかと言っても、近所の目があるからと、離れた場所を注文したそうです。
それに、私が出勤するルートとは逆方向です。

私「おはようございます。宜しくお願いします。」

加治田「おはようございます。こちらこそ…。心の準備は出来ていますか?」

私「どうですかね?自分でも、なんだか分かりません。兎に角、セックスの最中に飛び出さないように努力します。」

加治田「アハハ。そうですね。全て、パーになりますからね。」

私「はっ!はい。」

加治田「もしもですよ。もしもダメだと思ったら、携帯をならして下さい。会社の急用と言うことにして、その場を押さえますから…。」

私「えっ!あっ!ありがとうございます。そこまで気を使って頂いて…。」

加治田「時々あるんですよ。イザとなったら、男は弱いですから。」

私「そうなんですね。安心しました。そんなに経験があるんですか?」

加治田「いえ!そんなには無いですよ。ほとんどが、直接ホテルに呼ばれて相手をしますが、今回は、誘惑からなんて始めてで、ウキウキして凄く楽しいですよ。おまけに里美さんが、凄く清楚でしょ?ご主人の思いもわかってますが、私は楽しんでます。」

私「いえいえ!加治田さんにお願いして良かったです。紳士でマナーをキチンと守ってもらえて、本当に感謝してます。今日は楽しんで、里美を夢中にさせて下さい。」

加治田「ありがとうございます。そのつもりです。里美さんが、どこまで心を開いてくれるかですが。」

私「そうですね…。オッと、ソロソロ時間ですね。里美に見つかったら大変です。」

私は加治田さんに言われた通りに、ワンボックスの一番後ろの床に、ブルーシートを被って隠れました。

するとその直後に、里美が表れました。

里美「おはようございます。」

何時も以上に高くて元気な声です。


加治田「随分早いですね。まだ、20分以上ありますよ。私は嬉しいですけどね。ハハハ」

里美「全部済ませたら、遣ることなくて、来ちゃいました。」

それだけ早く加治田さんに会いたかったってこと?
ですよね。

今日の計画は決めていません。

成り行きに任せることにしています。



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