鬼畜へ-1
次の日からは毎日、いつ先生に呼び出されるか、警察に捕まるか、びくびくしながら過ごした。一週間が過ぎ
何事も起こらならったので命拾いをした思いだった。M子は親にも言わなかったのだ。低学年の子と違いM子ぐらいの年になると恥ずかしさが先に立って誰にも言わないことを知った。
M子は狂わんばかりの性欲に押しつぶされそうになっていた俺達にとって救いの神となった。正確にはM子の体が、であった。M子は美人ではないがブスでもなかった。そんなことはどうでもよかった。当時の俺達には顔よりも性欲を処理する女の体が必要だった。
一生のうちで一番性欲の旺盛な年ごろの俺達が性交という最高の快感を知ってしまったら到底やめることができるはずもなく、その後何回かM子を呼び出しては4人の精液を何度も注ぎ込んだ。
その後、俺達4人は卒業してばらばらの土地に住んでからも定期的に会った。M子での経験を参考にしてそれぞれが年中獲物を漁り、ターゲットを絞って計画を練り、方々の場所で集団行動した。狙うのは抵抗力の弱い子であまり小さくない子を専門とした。4人で計画してやるので失敗することは一度もなかった。
狩り行為は断続的に20年以上続いた。世の中の情勢が厳しくなり、年3、4人が2人になり1人になり、そのうち仲間が欠けたりして俺達の集団行動は最悪の事態を迎える前に幕を閉じた。