処女-10
ゆっくりと絶頂の頂から快感が覚めて行くと、美琴の意識も徐々に戻り始める。
「ああん…、んん…、えっ！？」
ぼやけた視線に焦点があった時に目に映ったのは股間に顔を埋める浜野であった。男性経験0の美琴にとっては衝撃的な光景であった。体に残る快感が一瞬、全て吹き飛んでしまったかのような衝撃を受けた。
「ち、ちょっと…浜野さん！な、何を…」
ペロペロ舐めていた口を止め美琴を見る。
「クンニだよ。」
「ク、クンニ…」
「オマンコをペロペロする事だよ。知ってるよね？」
「は、はい…何となく…」
一応認識はしているが疎遠な言葉だ。クンニ、オマンコと言う卑猥な言葉を言われ琴乃は動揺する。
「美味しいよ、美琴ちゃんのオマンコ…」
再び舌を這わせる浜野。
「あ…ちょ、ちょっと…！は、恥ずかしいです…！」
男性経験なしに、いきなり性器を舐められ穴があったら入りたい気持ちでいっぱいであった。今すぐ体を逃がしたいところであったが、柔らかな舌でペロペロ舐められ、モワモワとした快感に下半身の自由を奪われてしまっておりどうしようも出来なかった。
「ああん…！ああん…、ンヒャッン…！（ヤバい…ヤバいよ…）」
どんどんおかしくなりそうな気がした。わざとだろうか、ペチャペチャと音を立てて舐めてくる浜野。美琴は思わず赤面した顔を手で隠した。
「んああっ…！」
割れ目を割いて侵入してきた舌が性器の奥底に到達した。全身に鳥肌が立つ程の快感に美琴は気が遠くなる。
（ヤバいよ…、こんなの…。死んじゃう…）
美琴は変な声を部屋に響かせる。
「あぅうううんっ…！！」
更なる大きな衝撃だ。浜野の舌がクリトリスを刺激する。縦横、左右に激しく弾かれるクリトリスからの快感は再び頂きに向かって登り始める。
「ああん！ダメぇ…！またイッちゃうっっ…！」
イッちゃうと言う、口にもした事がない言葉が出てきたのは女の本能なのかも知れない。そう言った後、体を激しく悶えさせ、そして反り返らせながら美琴は2度目のエクスタシーに達した。
「あうっ…！あぅっ…！あっ、あっ…」
激しく体を痙攣させる。全身が麻痺したかのように体が勝手にピクピク言っていた。
「イキ易い子なんだね、美琴ちゃんは…。鍛えれば物凄くエッチな子になりそう。」
そう言ってようやく性器から口を離した。
「ハァハァ…、ハァハァ…、ハァハァ…」
半裸でグッタリとする美琴にムラムラする。
（さて次は美琴の初フェラを奪うか…。）
浜野は美琴を見つめながら下半身を露わにするのであった。