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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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新体制-7

「では、いただきまーす♪」
モグモグタイムが始まった。
「…」
石山が微妙な顔つきでみんなのモグモグタイムを眺めていた。
「どしたの、石山さん。食べないの??」
華英が言った。
「しかし…お前らのモグモグタイムって…ガチなのな…。」
カーリングのモグモグタイムから想像するならば、食べるのは苺やスィートのおやつ系だろう。しかし警察女子のモグモグタイムはその常識を完全に覆すものであった。

「あー、やっぱかつ吉のカツ丼、美味しいわぁ♪」
「この甘じょっぱさが絶妙♪」
「脂身が…♪」
「肉厚ぅぅ〜♪」
4人がガツガツ食べているのはカツ丼だった。あのカーリング女子の可愛らしいモグモグタイムとは天地ほどかけ離れた警察女子のモグモグタイムを見て苦く笑った。
「石山さん、食べないんですか?食べないなら私が…」
石山のカツを箸で奪おうとする若菜。
「ダー!止めろ!俺んだ!」
石山もカツ丼を食べ始めた。

「みんなかつ吉のカツ丼、好きね〜♪」
若菜がニコニコしながら言った。
「上原さんの影響じゃないですか。こっちにいる時あれだけ強制連行されたら、そりゃ好きになりますよ。」
マギーが頬にご飯粒をつけながら言った。
「私はそれを引き継いだマギーに強制連行されて洗脳されたんですよねー。でも美味しい♪」
華英は口いっぱいにカツ丼を詰め込んだまま話す。
「私はヤケ食いで…」
結衣は男に騙された悔しさからカツ丼をガツ食いするようになったのだ。
「あー、お父さんにこの光景見せてあげたいわー♪」
若菜の父も捜査中や勤務中、良くカツ丼を食べていた。若菜のカツ丼好きは遺伝なのかも知れない。
「上原さんと皆川が良く一緒にカツ丼食ってた姿が懐かしいわ。」
石山が昔を懐かしむような表情を見せる。

「私もお父さんと先輩とカツ丼食べたかったなぁ。」
若菜の中でもう苦しい思い出ではなくなったようだ。若菜の全てを知る石山は、改めて若菜がここまで頑張って来た軌跡を思うと涙が出そうになるが必死に我慢した。そんな石山の親心などどこ吹く風か、4人はカツ丼を食べながらガールズトーク風に仮説を話し合うのであった。


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