鬼奴部長-4
それから福岡支社の業績の詳細を聞いたり、各スタッフと挨拶を交わしたりすると、時間は17時になった。
「では、本日は長旅のお疲れがあるでしょうから、歓迎会を予定してます19時までホテルでお休みになられて下さい。」
麗華はそう言った。
「分かりました。お心遣いありがとうございます。」
浜野は空港まで迎えに来てくれた三澤彩香に送ってもらいホテルに向かう。
「どうもお疲れ様でした。どうでした?南雲部長。」
「ハハハ、噂通りの方ですね。」
「ですよね。あれでも全然優しい方なんですよ?普段はさっきの一万倍は恐いですから。」
「そうなんですか。三澤さんは業績いいんですか?」
「あ、一応ノルマは達成してます。」
「優秀なんですね。」
「いえ、毎月必死なだけで…。気を許すとすぐ落っこっちゃいますので…」
南雲麗華意外は可愛らしくて丁寧な女性のような印象を受けた。しか彩香の性格からしてそう言う女性に対してイライラしまくるんだろうなとも思った。
「あーあ、せっかくの歓迎会なのに、一体何人の子が集まれるんだか…。南雲部長の判断基準、相当厳しいから…」
「いや、ホント、気持ちだけでいいんですよ。お仕事の邪魔してまで歓迎会開いて頂こうとは思ってないので。」
「いえ、歓迎会やらなかったらお客様に失礼ですから。人数集まらないのは私達がいけないんです。ノルマが達成出来ないから。歓迎会に出れる子って部長の判断基準を満たした子だから優秀な子ばかりなんです。そう言う事の一つ一つもお給料の査定にもなるしもっとスキルアップしなきゃなりませんから。」
そう言った彩香の話を聞きながらも浜野は彩香の脚をチラチラと見ている。
(美味しそうなフトモモだなぁ…。)
運転している脚がたまらない。今すぐにでもスカートの中に手を入れてフトモモの内側を撫でたくて仕方がなくなって来る。
(オマンコ舐めてぇなぁ…。巨乳じゃないけどなかなかいいオッパイしてる。程よく肉つきが良くて気持ち良さそうな体だ…。綺麗なうなじしてる…。吸い付きてぇ…。メガネがいいね…。エロさ増してる。)
ニットシャツに花柄のスカート。フワフワ女子の彩香にムラムラして来た。
(…、夕飯前に腹減ったから、ちょっとつまみ食いしようかな…)
会社の事を口にしている彩香の言葉を適当に聞き流しながら、浜野はポケットに入っているフェロモン成分スプレーに手をかけたのであった。