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妻を他人に
【熟女/人妻 官能小説】

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裏切りの裏、そのまた裏-3

ペニスの挿入はしかし失敗した。スモールサイズとはいえ、指よりずっと太い物体はなかなか難しいらしく、ゆきが痛がったので無理はせず終わりにした。それでも挿入を試みる前に「綺麗にしてくるね」と言って、私が用意した浣腸を手にトイレに向かうときの恥ずかしそうな顔は、たまらなく色っぽかった。健康上の理由などまったくないのに「アナルに男性器を挿れてもらうため」だけに強制排便する気分というのはどんなだろう。せめて気配だけでも感じたくてトイレの扉にへばりついて聞き耳を立ててみたが、水を流す音でカモフラージュされてあまりよくわからなかった。それどころか出てきたときに盗み聞きがバレて危うくアナルセックスを中止されそうになってしまった。

なんとかゆきのご機嫌を取りプレイを再開する。綺麗になった尻穴を私に向けて四つん這いになり、ペニスをあてがわれ素直に挿入を待つゆきの後ろ姿はどうしようもなくいじらしく愛おしい。なかなか入らずとも、夫の陰茎を挿しこむためにいろいろな角度で尻をくねくねさせる妻、夫がアナルにローションを塗り伸ばすとき少し感じてしまうのをさりげなく隠しつつ四つん這いで待つ妻――恥ずかしいのを我慢してゆきは頑張ってくれた。挿入は叶わなかったが、妻と協力してアナルセックスしようとする行為自体がかけがえのない夫婦の営みだった。

アナルは少しずつ慣らしていくことにして、この日はそのままバックで挿入した。後背位で妻の大きな尻に腰を打ち付けながら指でアナルを犯す。ゆきは大きな尻をくねらせて恥ずかしがり歓んだ。四つん這いで尻を高く突き出し「気持ちいいよぉ……!こんなの初めて……!」と男冥利につきるセリフを発しながらよがり狂う妻。もちろんこういうプレイまではFに一度開発されているので初めてというのは嘘である。しかし嘘をつかれているという事実にまず興奮してしまうし、たとえ嘘でも美人にこんな言葉を吐かせて興奮しない男はいない。ネット民や会社の同僚など、あらゆる男のオナニーのおかずにされている美人妻。その女の最も恥ずかしい穴に指を突っ込みバックで犯す――こんなことができるだけでも私は幸せ者だ。

「お尻の穴でこんなに気持ちよくなっちゃうなんて恥ずかしい。でもパパにしてもらえて嬉しい」
ゆきはそう言ってアナルを舐め回した私の口にキスしてくれた。私もお返しに、アナルをかき回した指をパクっと咥えて舐め回して見せると、妻はきゃぁきゃぁ言って私の指をティッシュで拭こうとする。顔を真赤にして恥じらうゆきが可愛いくて抱きしめてキスをした。

挿入には至らずとも、夫婦生活にまたひとつ新しいプレイが加わったのは事実で、それからの私達はアナルへの愛撫による刺激と快感を楽しんだ。たとえどんなに仲の良い夫婦でも、妻の大便排泄穴を夫が弄るという変態的な背徳感は格別である。羞恥心と、どうしようもなく押し寄せる快楽に美しい顔を歪めてよがり狂う妻の姿を愛でて辱める。その一方で、この女が過去同じ行為をFやZに許していた事実に思いを馳せ、興奮を高める。「同じ行為」どころではない。かつてのゆきはFのアナルを舐めて舌を挿し込むという、女性として最悪の肉体奉仕をさせられていた。Zのアナルだって指で愛撫したことがある。私は内心、ゆきが私に同じようにしてくれるのを待っていたのだが、さすがに自分からは恥ずかしいのか私にはしてくれなかった。いつか頼んでみようかなどと思いつつ、今のところは妻のアナルを弄っているだけでも十分すぎるほど興奮できたので、楽しみは後にとっておくことにした。



そんな私たちも毎晩こんなハードな営みばかりしていたわけではない。
どちらかが疲れているときは、スローセックスでゆったり愛し合うこともあった。
私たちにとっては、それでも十分だった。

ベッドで身を寄せ合っていると、どちらからともなく行為がはじまる。軽い愛撫を繰り返しているとそのうち互いの性器の温もりが恋しくなり、ただ挿入だけして抱きしめ合う。手を繋ぎ指を絡め、見つめ合い、唇を重ねる優しい時間。疲れているほうが下に、奉仕する側が上になってひとつに繋がる。私の男性器をゆきの女性器の中に挿し込み、身体の中心で体温を交換するだけで、心の充足を得ることができた。

私がピクピクと陰茎を動かすと、ゆきがくすぐったそうに笑って柔肉を締め付ける。妻が私の乳首を手のひらで弄ぶ。「そんなことしたらイッちゃうよ」「これだけで?」私が身悶える様子を「可愛い」と笑いキスしてくるゆき。私もゆきの乳房の先端を愛撫する。

「今日はゆきイケないね。ごめん」「謝らないで。ゆきがこういうエッチ好きなの知ってるでしょ」「今でもこんなおとなしいエッチ好きなんだ」「ずっと大好きだよ。パパに愛されてる感じがして幸せなの」むっちりした尻を押し付けキスをせがんでくるゆき。

「ずっとこうして繋がっていたい」
「あのカフェのときみたいだね」

私がゆきに告白した中庭のあるカフェで、私たちは初めて手を握りキスをした。二人にとっていつまでも色あせない大切な想い出。
「大好き」「愛してる」
言わなくてもわかりきっている愛の言葉をどちらからともなく囁いて幸せな眠りにつく。


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