刺激的な夜 前編-15
「愛美、まず先っぽにキスして?愛する男の唇にキスするように丁寧に、気持ちを込めて、ね。」
「はい…。」
愛美は唇を尿道口に寄せる。そのキス顔がたまらなく可愛らしい。思わずドキドキしてしまった。
愛美の唇が尿道口にプチュッと接した。柔らかい感触が気持ちいい。目を閉じる愛美の顔をニヤニヤ見つめる。
「何回かチュッ、チュッ、てして?」
愛美は頷き尿道口へのキスを重ねる。くっついた唇が離れる瞬間の感覚もまたたまらなかった。愛美は従順に言われた通りこなす。
「舌先を出して先っぽをゆっくり舐めて?」
愛美はコクっと頷くと、ゆっくりと目を開き尿道口を見つめながら薄く開いた唇から舌を出し、下から上へと舐め上げた。
「ああっ…」
思わずペニスをビクンと反応させた浜野。興奮したペニスから甘い電流が全身を駆け巡る。
「いいよ?気持ちいいよ…。続けて?」
「は、はい…」
愛美もドキドキした。自分の愛撫に男を感じさせた事にドキドキしながらも嬉しさを感じたのであった。チロッ、チロッと舐める度に浜野の鼻息が荒くなって来た事に、自分が男を気持ち良くできているんだと言った悦びを感じ始める。
「ああっ…、巧いよ愛美…。気持ちいい…」
悩ましげな視線が合うと、体がガッと熱くなった。
「じゃあ裏筋を下からゆっくりと舐め上げて?で、亀頭の裏の筋が密集した部分に来たら舌を横に何回か動かして?」
「はい。」
「俺の顔を見ながら、ね?」
「は、はい…。」
愛美はペニスから手を離し、自分の膝に両手を置き竿の根元に舌をピタリと密着させる。そしてゆっくりと裏筋に沿って登らせて行った。浜野の悩ましげな表情にゾクゾクしながら裏筋の密集地帯に到達した。愛美は指示通りに舌を横に動かした。
「ああっ…!」
体ごとビクンと反応させる浜野に少し驚いた。
「ハァハァ、続けて…?」
愛美は再び根元から裏筋を舐め上げる。その度に浜野の興奮が高まっているように思えた。ピクン、ピクンと動くペニスに愛美は嬉しくなる。
「右手で玉を優しく摩りながら続けて?」
愛美は右手でそっと玉袋を包み込む。そしてゆっくりと丁寧に玉袋を摩りながら裏筋を舐める。
「ハァハァ、いいよ、愛美…。じゃあ玉袋を舐めてくれるかな?」
「はい…」
今まで良く見たことも、正直触った事もなかった皺で刻まれた玉袋。何か不思議な感じがした。
「どう?玉って。どんな感じ?」
「っと…お、おいなりさんみたい…」
自分で言って恥ずかしくなる。明日からおいなりさんを見て普通でいられる自信がなかった。
「おいなりさんか…フフ。じゃあ舐めて?」
愛美は玉袋を丁寧に舐める。亀頭や竿とはまた違う味がする。すこし汗臭いおいなりさんを愛美は思わず観察しながら舐めていたのであった。