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風俗嬢 美貴
【その他 官能小説】

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美貴A 〈田中のオジサマ〉-1

私の源氏名は美貴。キャンパスパブで働いている風俗嬢だ。
20歳で業界入りをし、今は24歳。入店当時はコスチュームのセーラー服も新鮮だったけど、最近は世間的に心苦しいと思う。
私の年齢からしておじさんな40代央からのお客様に
『ごめんね。この歳でセーラー服なんて着ちゃって』
 と、少し艶っぽく言ってみると、
「そのギャップが堪らないんだ!」
とマニアな返事が返ってくる。つまり学生の様に青臭さが無く、熟れ始めた(?)女性が着ることに意義があるんだとか…。

男の人って不思議。

と日々思う。


私が職業としている“キャンパスパブ”という仕事を簡単に説明すると、
本番無し、お口でフィニッシュ!
簡単すぎ…だよね?
しっかり説明するとしたらこう。(店のボーイの口真似をするとこうなる。)

『お客様、当店のサービスは可愛い女の子と恋人プレイが楽しめますよ!スペシャルコースでしたら、下のおさわり、生尺、口内発射ができます!えぇ、何度発射しても料金は変わりません!』


と、電話応対している。
…何度も回復する客はあまりいないけれど。
とまぁ、男性の射精のお手伝いが私の仕事になる。接客は嫌いではないし、フェラも得意としていたから、この仕事に足を踏み入れるのに抵抗は少ししか無かった。

私の1ヶ月の収入を支えるのは常連サンが八割は締めている。ナンバー1では無いけれど、ナンバー2、3を行ったり来たりと常連サンのおかげで収入は…かなり安定している。
週1回会いに来てくれる人から半年に1回の人もいるが、私は、どの常連客も愛しく思う。
営業嫌いな私は、

『また来てね』

と言った事がない。もちろんプレイ中は最高の一時を過ごしてもらえるよう努力はしているけれど、営業は全くしない。だから【常連客】として私に会いに来てくれる人は私の宝。ブリブリに作ったキャラでなく、私自身に恋してくれた恋人達。

常連サンの中には、私が心の壁を張ることなく接する人も数人いる。お互いを少しでも理解し合っているから、私はそんな客に対し壁を張らず接することができるのだ。
心の壁は私には必要不可欠なもの。壁がなければ…私はたぶんお客サンに食べ尽されてしまう。心も体も…

常連客の中に『田中のオジサマ』という50代の恰幅の良いおじさんがいる。私はこの人が大好きだ。心を許してしまっていると自分でもわかる。
田中のオジサマは決して本番を求めない。逆に身体を気遣い、時たまマッサージまでしてくれる。私との時間をお金で買ってくれているのは田中のオジサマなんだけどなぁ〜と思っているけど、彼の気持ちが嬉しいくて、プレイ中は淫らな私をおもいっきり提供している。テーマをつけるなら、
『あなただけの美貴よ…』
というような具合かな。

彼に対して、自分の父親のように思う感情があるから、客という思いの壁が低いのだと思う。一緒にいる時はオジサマを『ダーリン』と呼んでいる。


「おはよぉダァ〜リン♪」
『おはよう、美貴!会いたかったよ♪』

本日も田中のオジサマは12時からの2時間私との時間を買ってくれている。


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