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風俗嬢 美貴
【その他 官能小説】

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風俗嬢 美貴-1

私は今24歳。キャンパスパブで働いている。つまり風俗嬢だ。

私がこの業界に入ったのには特別な理由は無い。20歳で業界入りをした。
若い時にしかできない仕事だし、金も稼げる。接客は嫌いではないし、何よりフェラも歴代の彼氏達のお陰で得意としていた。

たぶん一般的な仕事の面接であればこうアピールしていたと思う。「御社の為に自分の経験を活かすことができると思い志望しました。」
でも、なぜキャンパブなのか。同じ風俗ならヘルスでもいいじゃないか。と思うかもしれなけど、私にもそれなりの理由がある。キャンパブの部屋は…壁が極端に低い。立てば他の子のプレイが丸見えで、恥ずかしいが、それが逆に身の危険を低くしていることになる。ヘルスは個室。いくらなんでも、全く知らない男性のそれを私の中に導くのは嫌だったからキャンパブへ入店した。



『ぴぴぴぴぴぴ……』

眠い。激しく眠い…。昨夜は遅番の女の子と共に閉店後カラオケに行ってはしゃぎすぎた。4時半に帰って来て今は9時…そろそろ歳かな、と思いつつ目覚まし時計のアラームを止め、重い体を起こしてストレッチを始める。私の毎朝の習慣。体が軟らかい方がプレイをするうえで便利だから…というある種職業病だ。

『今日は田中のオジサマに哲雄君が来る日だぁ〜』
と思いつつ朝食の支度を始める。
勤務4年目となれば常連客も多く、新規客を増やす努力も次第に無くなってくる。新規客を相手にするより、常連客と楽しく楽にプレイする方が楽しい。
ちなみに私の金銭感覚は風俗嬢の割りに…一般的。というより節約マニア。貯金もありがたいことに1000万を余裕で超えた。まぁ、物欲が無いのが一番の理由だけど…。

12時15分前には出勤。私は遅刻が大嫌いだ。風俗嬢でも仕事は仕事。職場にいる女の子の中で唯一遅刻しないのが私だけだった。
「おはよ〜ございま〜す」
『おはよう!美貴ちゃん!今日も頑張ってね!』
不快な程元気の良い挨拶をする新参者の店長。店のことに詳しい人間は、私と2,3人の同期の女の子だろう。店長もボーイもよく代わる。男性社員は系列店を次々に回される。うちの店舗は北海道から四国辺りまで系列店がある。

『美貴ちゃん、田中さんが3時から予約入ってるよ』
「ラジャ」
そう答えながらセーラー服に着替える。うちの店はセーラー服専門店だ。24歳にもなってセーラー服というのは…最近厳しく思えてくる。
一通り仕度を済ませて、待機室でお客を待つ。これまた店の説明だが、うちの店舗はパネル(写真)で選ばれる。体系を誤魔化して写っている子も中にはいるから、勘違いで女の子を選んだ客に対して
『やっちまったね、あんた。』
と心の中で思うことは少なくない。

『美貴ちゃん、Bコース入りました。お願いします』
「あ〜い」
リストにいるボーイから言われ、おしぼりを持って部屋の前の通路で客を待つ。
いつも思う。何故真昼間から抜こうと思うんだろう…男の人って不思議。

背の高い、スーツを着た如何にも営業マンらしき人が入ってきた。本日初のお客。
「こんにちわ〜♪」
とびっきりの笑顔をプレゼントする。
「足元気をつけてね!」
営業マンの手を取り暗い店内を歩き私の部屋へ案内する。


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