美貴A 〈田中のオジサマ〉-3
「おねがいっ…!ねぇ…早くっ…ぁあ!!早く…ちょうだい…ねぇ、早くぅ!…欲しい…ぁ…っ」
『…はぁ何が欲しいのかな?』
まだジラすの!?もう本当に泣きそうになる。私の瞳は身体と同じ様に濡れていた。
「いじわる…しないでっ!美貴のま○こに…ダーリンのっ…太い指…ちょうだいよぉっ!」
潤みすぎて、瞳から涙が溢れだす。
ダーリンの顔は欲望の塊のような、征服感で満たされた笑みを浮かべていた。
「んあぁっ…!」
ダーリンの指が遂に蜜壺に進入したのだ。
身体が刺激に感動して、私の顔は多分、恍惚とした微笑みをしていると思う。
ダーリンはグチョグチョに濡れた蜜壺を音を発てて激しく責める。
ぐちゅ ぐちゅ…
「あっあぁ…いぃっ!気持ちいぃ…あぅ…ん、あっ…はぁっ、いぃ……っ!」
私の神経はそこにしか無いような感覚に陥る。喘えぎ過ぎて喉が痛い。でもそれ以上に気持ちがイイ…。
ヤバイ…出ちゃいそう。
「だぁ…りんっ!ダメぇ…出ちゃう!イヤぁ…出ちゃうから…あぅ、いぃっ…あはぁ…あっっ」
潮を噴いて尚ダーリンは指の刺激を止めない。今度はクリまで一緒に刺激し始める。ピチャピチャとした濡れ音に変わる。
私は声にならない声を発するだけ…。
ダーリンは私が中でイッたことがないのを知っているから、クリでイカそうとしてるのだ。
クチュクチュと、高速で水音が部屋内に響く。
「あぁ、あっ!ダメっ!イッちゃうぅ…ダメ…ダーリンっ…イクっイクイクぅっ…あっああぁ!!!」
二人で小さなシートベットに寝そべり、紙コップに入ったウーロン茶を飲む。発熱した身体が水分を欲している。ビールは苦手だけど、こんなときは少し飲みたい気分になる。
呼吸を整えたダーリンが、
『いかがでした?お姫様?いぃ顔だ…。ほっぺはピンク色だし、唇は真っ赤に充血して…エロいなぁ…持って帰って俺だけのにしたいよ…』
いや、それは無理だろ。
と心の中でつっこみながら、視線を彼に向ける。潤んだ瞳で。
ダーリンが優しく私の髪を撫でる。私は少しムッとする顔をする。
『んん?何?ジラしすぎたかな?』
無言でコクコク頷く。
そのまま潤んだ瞳で彼を見つめ、
「私は満足しましたわ…次は王様、あなたの番よ…」
今度は彼が快楽の世界に浸れる様に私は彼を優しく押し倒した。まるで女王様の様な笑みを浮かべて、淫らな私を演出するために…。