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わるい娘、メンヘラビッチとの出会い
【学園物 官能小説】

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生きのびるため-6

「で、でも、痛くないかな……」
「ママは順ちゃんにピアッシングしてもらえるなら我慢するわ、順ちゃんが始めてをパパに奪われたように、ママにもその痛みを分け与えてほしい」
 こんなこといわれたら、断れるわけないじゃん、狡いって、どれだけ順子嬉しいのかわからないくらい感動してしまう、これまでママにされてきた酷いことも全部許せるくらい、壮絶な幸福感なの、ママなしでは不安になって一時も離れたくなくなるくらい、やっぱり順子って駄目なのかもね、でも破滅してもいいかもそう思えだしてきたのよ。

 ママのプレゼントしてくれた8Gサイズをいきなり通すことは無理なの、最初は14Gから始めて、様子を見ながらゲージを太くしていかなくちゃ。
 ピアスニードルと呼ばれる滅菌された鋭いパイプ状の鋭い針を乳首根元に突き、先端が見えたところで針をくるりと一回転させる、痛みは胸から背中にかけて文字どうり刺さるように痛むが、すぐにその痛みは消えたわ、後はグリスを塗ったバーベル型のピアスを挿し込み、傷の回復を待つ、もちろんブラに触れると違和感的な痛みがあるけど、それをママと共有できていると思えば返ってうれしい、痛いのがいい、わからないかもしれないでしょうけど、なに言ってるのかしらってね。
 やがて8Gサイズになって、鏡に写る順子は誇らしかった、Bカップ程度の胸に収まる乳首ピアス、中学生でこんなことしてるの特別って自信をもてるし、ブラからも主張できる突起までも超カワイイ、チョーカーで上からチェーンで引っ張りあげれば小ぶりな乳房がとても品のいい釣鐘型の胸に見え、母娘で楽しめる……
 でもこのカラカラに乾く感覚って何なんだろう、破滅に向かって自分に嘘を塗り重ねる感覚に少しだけ覚えがある。
 パパがディズニーランドに連れて行ってくれた時(帰りはリゾートホテルからミニーのカチューシャをしたままHをいっぱいしたっけ)、UFOキャッチャーをやらせてもらったの、その時なかなかぬいぐるみが取れなくって、イライラしながらもどこか興奮しながら何回もコインを投入してたの、パパったら困った娘だって感じでね。途中から興奮はするんだけど取れそうで取れないもどかしい感覚に体が熱くなって、渇いて仕方ないって、何回も何回も……パパにお金つかわせて悪いなって、罪悪感を覚えながらもズルズル続けてしまう、唯ぬいぐるみを取れたことを想像すると何故かやめられなかった、ハマる感じがよく覚えてる、下腹部がムズムズして、おしっこがしたいけど離れられない、強烈なもどかしさと焦燥っていうの、最後にぬいぐるみを取れた時の快感ときたら、パパに1万円近く使わせて、何をしているのかっていう、乾いた咎の痛みを。
 不意に湧いたママへの殺意に驚いて、そんなはずはないはずだからって、どうしてそんな感情が噴き出たのか、必死にその考えを封殺しようともがき苦しんだわ、出ていく、絶対に出ていくのよ、この家から出ていってやるって、どうしてこんな苦しい思いをしなくちゃいけないんだろうって、出ていってやるんだって。



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