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よだかの星に微笑みを(第一部)
【SF 官能小説】

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デートとおしっこ-4

俺はそのままアパートに飛んでいった。混みいった住宅街だから、素早く部屋に入れば人は気づかないだろう。
階段に着地。駆け上がったが、虫の手はジーンズのポケットに入らない。
「ああ、ばか! 鍵が取れない。人が来たらまずい。」
落ち着こうと思い、片手に抱えていたポリアンナを見た。
「ん?」
ポリアンナの足の下が濡れている。スカートも濡れて脚に張り付いている。微かににおいがする。
これは、おしっこだ。ショックで漏らしてしまったのに違いない。どうしよう。
その時、俺は元に戻った。ポリアンナの体が急に重くなった。慌てて鍵を取り出し、俺は部屋へ入った。
車が急に曲がったのは、きっと何かを俺がしたからだ。あれは何だろう。物を投げたわけでもない。空間に壁ができたように、車は、見えない何かに衝突していた。
「それより、おしっこだ!」
俺はポリアンナの濡れたおしゃれなスカートと、水色のパンツを脱がせた。脚も当然濡れている。靴も靴下もだ。
「本物の女の子だ。こんなにきれいなんだ。」
靴下を脱がす前に、下半身裸のポリアンナの体を眺めたら興奮してしまった。脚が長い。
「靴下は脱がすのやめようかな。」
写真を撮りたかったけれどもやめておいた。
白く柔らかな割れ目に指で触れ、それから広げて、いつも脳裏に浮かぶ映像と変わりないことを確かめた。
襞を捲ったところに白く垢が溜まっている。そのにおいを指に掬って嗅いだ。お尻の穴も嗅いでみた。
どれも確かにあのにおいだけれど、今日のは全体に濃厚だ。ポリアンナは、昨日、風呂に入らなかったらしい。毛の辺りから、わきがのにおいがうっすらとしていた。
もう我慢できなかった。桃にかぶりつくように俺は口を付けた。
「クリトリスってこれか。膣は、あった。」
知識と実物とを照らし合わせるつもりで、いちいち触っては舐めた。
おしっこの味を追う舌は腿を伝い、靴下を脱がせ、足の指の間を舐めつくした。それから口は離さずまた戻って、お尻の穴と膣に舌を押し込んだ。
「ううん」
ポリアンナが声を出したので、俺は思わず起き直った。夢中になり過ぎたと反省した。すぐに目を開けたポリアンナは俺を見た。
「あの、猫、大丈夫だったよ。でも、君が、その、漏らしちゃったみたいで。そのままにしておけないから、悪いと思ったけど、ごめん。」
裸の下半身に気が付いたポリアンナは、脚を曲げて隠す仕草をした。涙目になっていた。
俺の破れた服の説明はしようがない。ポリアンナにしても、犯されたと思われて仕方の無い格好である。
ところが、ポリアンナは自分で両脚を開いてみせた。
「猫、よかった。あたし、疲れて動けないみたい。汚いけど、お願いします。」
その言葉に、俺はすぐさま「汚いところ」へ口を戻した。ポリアンナは、ひっと息を呑んだが、言葉通り、俺のするまま身を任せた。
そのあと、驚くほど積極的なポリアンナの前で変身せずに済んだのは、バイトの欠勤の連絡をいつどうしたものかと、頭の片隅で気にしていたからだろう。コンドームの事など完全に忘れて、何度も女の子の中に射精してしまった。


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