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ピンクモアール 〜魅惑のフェロモン
【OL/お姉さん 官能小説】

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悩める恭子-4

第3会議室を出た浜野は、そのまま開発室に向かった。まだ約束の時間にはなっていなかったが、別に約束を守らないからと言って何て事はない。主導権は自分にあるからだ。19時よりも全然早い18時20分に開発室のドアを開けた。

「お疲れ〜っす!」
そう言って入って来た浜野に、虚を突かれたつかさは驚いた。
「え!?ま、まだ…」
何の準備も出来ていなかった。取り敢えず他の社員はみんな帰っており恭子しかいない。恭子はまだ仕事の続きをしていた。
「別に容器にフェロモン成分入れるだけじゃないですか。今すぐ入れて下さいよ。」
「そ、そうだけど…。じ、じゃあちょっと待ってて…」
恭子は保管庫の鍵を開け、フェロモン成分を容器に入れ戻って来た。
「はい…」
容器を差し出すと浜野は嬉しそうに受け取った。
「ありがとうございまーす。」
そう言って恭子の横のデスクの椅子に座る。

「まぁ座って下さいよ。」
「…」
警戒する恭子を見て笑う浜野。
「今はフェロモン、つけてないから安心して下さいよ。」
「本当に…?」
「はい。」
「…」
恭子は恐る恐る隣に座る。
「まだ仕事してるんですねー。さすがグループリーダー。責任感ありますよねー。」
そう言ってスマホを取り出した。

「昨日、あれからみんなとかなり楽しんだんですよ?」
そう言って昨日の今頃から始まった第乱行の様子の写真を見せる。
「な…」
つかさらの痴態の数々に驚きを隠せなかった。
「友美ちゃんは部長と、つかさは梨田課長と不倫してるんですって!雪菜は…」
つかさらの秘密を恭子に話す浜野。嫌でもみんなの裏事情を聞いてしまった。
「でも恭子さんもフィアンセがいながら俺と浮気した訳だから変わらないって言えば変わらないでしけどね。」
そう言われると何も言えない恭子。どうしていいか分からず俯いてしまった。

そんなつかさにボソっと言う浜野。
「でも何だかんだ言って、恭子さんが一番抱き心地良かったですけどね。エロかったし。」
「!?」
ドキっとした恭子は目を丸くして顔を赤らめて浜野に顔を向けた。
「もう一回ヤらせて下さいよ、今。」
「え…?」
「ヤらせてって。」
「だ、ダメよ…」
「ダメって言われても、我慢出来ないんですよねー。」
距離を縮めて来る浜野に体を逃がそうとするも肩を抱かれてしまった。
「ち、ちょっと…ダメ…」
怯える恭子の耳元で囁く。
「フェロモン効果のない恭子さんを一回抱きたくてさぁ。俺と別にしたくない恭子さんとヤッてみたいんですよ。ほら、フィアンセさんに写真バラされたくなければヤラせて、みたいな。へへへ」
「脅迫…するの…?」
「人聞き悪いなぁ。どう捉えるかは恭子さん次第ですけど、恭子さんも大人なら、どうした方がいいかわかるでしょ?ねっ?」
浜野は恭子の太股に手を置いた。ビクッとしながらその手を払おうとはしなかった。ゆっくりと撫で始める手につかさは脚を擦り合わせ怯えていた。
「へへへ、やっぱ大人だね。分かってる。」
浜野はそう言って恭子の唇を奪ったのであった。
「…」
観念して大人しく抱かれよう…、そう思った瞬間、プシュッと言う音がした。
「!?ま、まさか…」
「へへへ。」
恭子が驚いて浜野の手を見ると、香水の容器が見えた。浜野が持ち歩いている小分けしたフェロモン成分入りの容器だ。浜野は確信犯的にそのフェロモンをひと吹きしたのであった。
「はい、もう恭子さんは俺とヤらずにはいられない…。へへへ」
「だ、ダメ!!」
恭子は慌てて浜野から離れた。が、遅かった。既に恭子の下半身はジンジンと疼き始めていたのであった、


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