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偽占い師に御用心
【鬼畜 官能小説】

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二良山盛恵の悩み-5

「え……?」

思わぬ申し出に、俺は動揺した。チンポから霊力が出るなど当然大嘘だから、なるべくなら断りたい。しかし、ここで盛恵さんのリクエストに応えないと、また土下座しかねない気がした。

「す、少しだけ、なら……」
「ありがとうございます!」

そう言うと、盛恵さんは膝立ちのまま、何の躊躇もなくチンポを手にした。2、3回根元近くをしごいたかと思うと、口を大きく開けて深々と咥え込んでしまう。

「あっ……」
「んっ! んっ! んっ! んっ!」

ジュプッ……ジュプッ……ジュプッ……ジュプッ……

盛恵さんは頭を前後に激しく振り、チンポを口に出し入れした。唇と口内の粘膜がチンポをしごくのと同時に、卑猥な水音が響く。

時々口から出しては、俺の顔を見て亀頭を舐め回し、尿道口に接吻する。そしてまた口内深く差し込んでからの小刻みな出し入れ。直接的な刺激と、盛恵さんのような美女(しかもオッパイ丸出し)にしゃぶられている視覚的な刺激が合いまって、俺は徐々に射精感がこみ上げてきた。

「あの、そろそろ……」

ここで射精するのはまずい。俺は盛恵さんを制止しようとした。だが、彼女は俺の言うことに耳を貸さず、ますますチンポを深く咥え込む。

「おいひいぃ……おいひいぃいぃ……」

チュッ、チュッ、チュウウウウウウウウウゥ……

「うあっ!」

強烈なバキューム。これが止めとなって、俺はついに盛恵さんの口内に射精してしまった。

ドクッ、ドクッ、ドクッ、ドクッ……

「あああ……」

やっちまった。射精の虚脱感と後悔で、俺は立ち尽くす。
一方、盛恵さんは驚いたような顔をしていた。当たり前か。
彼女は口からズルリとチンポを抜くと、口を半開きにして言った。

「へんへい……ほえは……?」
「そ、そ、それは……」

半ばヤケクソ気味に、俺は言った。

「そ、それは霊素と言いまして……霊力が液体化したものです……霊根に霊力が一定溜まったときに、余分な霊力を霊素にして出すのです……」

最後の方の声は、小さくなっていたと思う。
しかし、盛恵さんは俺の説明に納得したようだった。口を閉じてにっこり笑うと、口内の精液を飲み込んでしまった。

「あっ……」
「御馳走様でした。先生……あら、まだ霊素が残ってる。もったいないわ……」

盛恵さんはもう一度チンポにしゃぶり付くと、付着している精液を丹念に舐め取った。さらに尿道口を強く吸い、中に残っている精液まで吸い出してしまう。

チュウウウウウウウウ……

「ううっ……」

再度の快感に耐えながら、おれは無事乗り切れたことにほっとしていた。
しかし、チンポから口を離した盛恵さんは、根元を握ったまま意外なことを言い出した。

「先生、そう言えば……男性の霊力がペニスに集まるなら、女性の霊力はどこに集まるんでしょうか……?」
「え……? それは……」

唐突に話があらぬ方向に広がり、俺は言葉につまった。視線も泳いでしまう。そしてその視線がたまたま、盛恵さんの大き過ぎるオッパイをよぎった。

「!」

それに気付いたのだろう。盛恵さんははっとした表情で自分の胸を押さえた。

「乳房に……先生、女性の霊力は乳房に溜まるんですね!?」
「あの……ええと、はい……」

うかつに否定することもできず、俺は小さく頷いた。

「ああ……やっぱり……」

頭を抱える盛恵さん。

「やっと分かりました……私の乳房がいつまでも膨らみ続けるのって、乳房に全部霊力を取られてるからなんですね……ほかのところに霊力が行かないから頭もバカで……」
「お、落ち付いてください、盛恵さん……」

俺は宥めようとした。だが、盛恵さんは取り乱したまま、両手で俺の手を握ってきた。

「お願いです、先生……私、このままだと一生乳房だけが膨張する人生になっちゃいます。どうか、先生の霊根のお力で救ってください……」
「あ、あの、しかしですね……」
「大きくなるのを少し抑えるだけでもいいです……何でもします……お金もいくらでも出します……」

涙をこぼしながら懇願する盛恵さん。俺は進退きわまった。

「ううっ……」

さすがにここで投げ出すのは、余りにも無責任か。
人間の肉体と精神は、密接な関係があると聞いたことがあった。もしかすると、「もう乳房は大きくならない」と盛恵さんが信じることによって、本当に成長を抑えられるかも知れない。
俺は頷いた。

「わ、分かりました……」
「先生……」

盛恵さんの顔がほころんだ。俺は続けて言う。

「効果がどこまであるか保証できませんので、正規の料金で結構です。霊根を使って、盛恵さんのお胸に溜まった霊力を吸い出してみます……」

とうとう俺は、最低最悪のインチキ治療に手を出すこととなった。せめて少しでも盛恵さんの気が楽にできれば、まだ救いがあるのだが……
そんな俺の葛藤に気付く様子もなく、盛恵さんは立ち上がり、何とスカートを下ろし始めた。

「な、何を……?」
「あ、申し訳ありません。また先生の霊素が出て服にかかるかも知れないので、不躾ですが脱がせていただきますね……」
「は、はい……」


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