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偽占い師に御用心
【鬼畜 官能小説】

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二良山盛恵の悩み-4

気が付くと、妙に股間がスースーして、しかも妙な生暖かさがあった。
視線を下に向けると、とんでもない事態になっていた。
盛恵さんという超絶美女のオッパイをまさぐり続けた結果、俺の下半身には当然のように男の生理現象が起きていた。
そして、多分ベルトが緩んでいたのだろう。俺の安物のズボンは盛恵さんに引っ張られてトランクスごとずり落ち、怒張したものが剥き出しになっていた。
それだけならまだしも、飛び出した俺のチンポは半開きになっていた盛恵さんの口にピンポイントで侵入してしまっていた。彼女は茫然として、亀頭を口から出すこともできずに固まっている。

「…………」
「ご、ごめんなさい!」

俺は慌てて、チンポを引き抜いた。そして、不可抗力であることを説明しようとした矢先に、盛恵さんが言った。

「か、姦淫……」
「え……?」
「姦淫です……私、先生のペニスを口に含んでしまいました……確か、フェラチオというんですよね……? 慎みのない男女が性欲を満たすための、不潔でおぞましい行為をまさか私がしてしまうなんて……」

どうやら盛恵さんは、性的な行為に関してはかなり強い抵抗があるらしい。俺は言った。

「で、でも、今のは不可抗力……」
「それが、駄目なんです……」
「駄目って、何が……?」
「私の大学の規則で、理由を問わず男性と姦淫に及んだ生徒は退学だと……うちの大学、異性との交際にはとても厳しくて……ううっ」

涙ぐむ盛恵さん。占い師にオッパイを見せたり触らせたりするのはかろうじてグレーとしても、フェラチオは確かにアウトだろう。
俺は焦りに焦った。これでは前向きになってもらうどころか、盛恵さんの人生を根底から破壊してしまう。何とかする方法はないのか。必死に頭をひねる。

「ああ……学費を出してくれたお父様とお母様に何て言ったら……」
「あっ、あのっ!」
「はい、はいっ!」

つい大声を出してしまった俺に、答える盛恵さん。俺は続けて言った。

「だ、大丈夫です!」
「大丈夫って……」
「退学の必要はないです!」
「で、でも、私は今、先生のペニスにフェラチオを……」
「あ、あれはフェラチオではありません!」
「どういうことですか?」
「…………」

一呼吸置き、気持ちを鎮めてから俺はたずねた。

「盛恵さん、これは何だと思いますか?」

自分の股間を指差す俺に、盛恵さんは答える。

「ペニスです。先生の……」
「修行を積んでいない人には、そう見えるかも知れません……」
「違うんですか……?」
「元はそうでした。しかし長年修行を積んで、今では違うものになっています。元々男性のチン……いや男根には霊力が溜まりやすいんですが、修行によってより多くの霊力を溜められ、さらには外部と霊力のやりとりができるようになるんです」

自分で言っていて、全くわけが分からない説明だった。しかし盛恵さんは神妙な顔つきで聞いている。

「まあ……そうなんですね……」
「そうなった男根は霊根と呼ばれまして、性欲を満たすためのものではなくなります……」
「言われてみれば……確かに先生のペニスはインターネットで見た無修正画像のものよりも、太くて長くて立派です……こうやって近くでじっと見ていると、神々しくさえ思えてきます……」

性的な行為を嫌う割には、男性器の画像は見ているらしい。それはさておき、盛恵さんが俺の話を疑わないのに勇気を得て、先を続けることにした。

「それで……さっきのあれなんですけど……」
「はい……私が先生の霊根を口にしたのは……」
「私がお胸を調べている間に、二良山様の霊力が弱まったのを感じたのです。そこで、お口の粘膜を通して霊根から霊力を補給しようと思ったわけで……決してフェラチオなどではありません……」

我ながら、よくもここまで嘘八百を並べられるものだと呆れる。だが、盛恵さんが大学を辞めなくても済むようにするため、必死で俺は口を動かした。

「でも……さっきは私の方から先生のズボンとパンツを下ろして咥えに行ったような……」
「二良山様が私のズボンとパンツを掴んで引っ張るのは、始めから分かっていました。それを利用して霊力を補給するために、あらかじめ霊根を勃起させておいたのです……」
「まあ……私の行動は、全て先生の掌の上なのですね……」

感心する盛恵さん。そして次の瞬間、彼女はガバッと土下座して床に額を付けた。

「申し訳ありませんでした!」
「二良山様!? や、やめてください……」
「いいえ! 私に霊力を分けてくださった先生のお慈悲を、低俗で愚昧なフェラチオと誤解してしまうなんて……こうでもしないと気が収まりません!」
「いやいや、何も知らなかったんですから仕方ないです……」

実際には俺の方が土下座する立場なので、これ以上謝られるのはなんとしても御免こうむりたかった。俺は盛恵さんの両肩を掴むと、半ば強引に上体を起こさせた。

「さあ、手を上げてください」
「ああ……許してもらえるんですか? こんなバカな私なのに……」
「も、もちろん許します……」
「じゃあ……もう一つついでに甘えてもいいでしょうか……?」
「え……? な、何でしょうか……?」
「先生の霊力を、もう少しだけ分けていただけないでしょうか……? さっきのだけじゃ足りないみたいで、体に力が入りません……」


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