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「ぅ・・うん・・・それそれ・・・。あの頃はさぁ、まだ七海の胸ぜんぜん平らでさぁ。今みたいじゃなかったよね?」
「あはは、そうだね〜。今思えば、けっこう恥ずかしいことしてたね」
どちらかというとそういった方面に鈍感な七海も恥ずかしそうに顔を赤らめる。
「男の子に身体の隅から隅まで見られたの、真秀だけだよ。・・・あの頃はち、ちくびだけ・・・だったから・・・」
改めて口に出して言うと恥ずかしくなり、さらに赤くなる七海。
「えっとさぁ・・・もし、もしよかったらだけど、お医者さんごっこやってみない? あの頃みたくさぁ・・・。もちろんだれにもナイショにするし・・・あ、いやだったらいいよ、今のは忘れてくれていいから」
言いながら真っ赤になり、さらにどぎまぎしてしまう真秀。
「真秀、七海のいまのカラダ、見たいの?」
顔を真っ赤にさせもじもじしている真秀に上目遣いで聞いてみる。
「え? ほ、ほら・・・だってさ、あの頃とおたがい変わったはずだから・・・。だから純粋に『どうかわったのかな 』 っていうキョーミっていうか・・・」
真秀はしどろもどろになりながら説明する。七海の胸元がやけに目に入ってよけいに赤くなる。
「真秀になら、見られてもいいよ。他の子は、ぜったいイヤだけど・・・」
カラダの変化を知られるのはたとえそれが同性であっても憚られる。でも真秀にならいい・・・なんでそんな風に感じるのか、七海には自分の言った言葉の意味が理解できないでいた。
「え?・・・ま、マジでいいの???」
驚いたのは真秀の方だ。まさかOKしてくれるとは思いもしなかったからだ。しかし、いざOKされると何をどうしていいかわからず、ベッドに腰掛けたまま身動きできない。しかし自分のズボンの中のある一部分が充血し、ムズムズと怪しい快美感を送り始めているのを意識した。
そんな真秀に対し、七海はベッドの上で正座に座りなおすと、
「ぅ、ぅん。真秀せんせぇ、よろしくお願いします」
恥ずかしそうに頭を下げた。
お願いしますといわれても、何をどうしていいか行動を起こせない真秀。仕方がないので七海がベッドに仰向けに横たわる。
「じゃぁ、診察すっから・・・」
横たわる七海に近づき、服の上からオナカを触る。
「痛いところはありませんか?」
まじめ腐って尋ねる。
「んっ、ひゃっ・・・。ぁ、ありません」
服の上からとはいえお腹を触られ七海がぴくっと震える。反射的に慌てて手を引っ込める真秀。
「ご、ごめん・・・くすぐったかったか??」
「だ、だいじょうぶだよ!」
手を離した真秀に、七海もごめんねと言うように慌てて手を掴み再びお腹に押し当てる。
「うん・・・」
気を取り直して真秀はお腹を触り始める。仰向けに寝ていても、胸はお腹よりも盛り上がって優しい頂を形作っている。真秀はそっとそこに手を置いてみる。
「ぁ!」
小さく声を上げた七海が目を閉じる。拒絶されなかったので触ってもいいのだと考え、真秀はそっと指先に力をこめてみる。先ほど腕に触れていた柔らかく、それでいて弾力を秘めた胸の感触を掌に感じる。
「や、やわらかいんだな・・・ここ・・・」
「んっ・・・、優しく触ってね、強くすると痛いから・・・」
恥ずかしそうに真秀を見つめる。その瞳が泣いた涙とは違う感じに潤んでいて真秀はドキンとなる。
「あ・・・わかった・・・。優しくな・・・やさしく・・・」
初めて触る異性のおっぱい。七海の機嫌を損ねて触れなくなることを恐れ、真秀は優しく優しく膨らみを撫でまわす。
「こんな感じならいい??」
「ぅ、うん・・・。真秀せんせぇ・・・、変な所はありませんか?」
優しく胸をなでまわされて、七海の乳首がぷっくりと膨らみだす。真秀もまた手の平にコリコリとした硬いものを感じる。
「え?・・・あ・・・えっとぉ・・・なんかコリコリしたものが見つかりました。確かめますのでじっとしていてください・・・」
そう言うと、真秀はロンTの裾から手を差し入れる。
「ひゃぁ・・・」
七海が妙な声を上げる。すべすべのおなかを這い上がると、七海のおなかがヒクヒクと震えている。真秀はさらに手を奥に突っ込み、スポブラの上から胸の膨らみを包む。
「ぁあ、んっ、んっ・・・。くすぐった・・・」
くすぐったさとは違う甘やかな気持ちよさ。それがなんなのか七海にはわからなかったが、けっして嫌な感覚ではない。マンガでエッチなシーンなどを見たときに感じる気分と同じだ。わたしは今、エッチな気分なんだと七海は自覚していた。
「ここに硬いものがありますね・・・」
真秀はそう言うと、スポブラの上から固く尖っている肉粒を指で転がすようにいじる。
「はぁ、はぁ。真秀せんせえ。七海こわいよぉ。治してください」
潤んだ瞳で見つめる。
「見てもいい? 見なきゃ治るかわかんないからぁ・・・」
七海にうるんだ瞳で見つめられ、真秀も平静さを失い、
「おっぱい見せて、七海」
「ぅん・・・。真秀、七海のおっぱい見てぇ」
言って急激に恥ずかしくなり、真秀の首に下から手を絡める。
「あっ!」
バランスを崩す真秀。思わず七海に抱きつくように倒れ込む。意図せず顔を柔らかい胸に埋める姿勢になり、甘い七海の匂いを大きく吸い込んだ瞬間、真秀のカラダに電気が走った。
「あううううっ!」
腰がビクンビクンと跳ねる。興奮の極にあった小さな肉棒が限界を越えてしまったのだ。下着の中で痙攣したそれは、大量の白濁を吐き出してしまっていた。