スイートルームの宴-13
「うふふ、【痴漢専用バス】にご招待したのよ。だってエッチな人がたくさん居たら楽しいでしょ。」
陽子はあっけらかんと、とんでもない事を言った。
「バカなの!親と一緒で楽しいワケないでしょっ!」
「あっ!静かに、ほら、今度はお父さんの番よ。見て見て、お父さんのオチンチン、凄いんだから」
淫乱女の悲しい性。【凄い男性器】と聞いて無視する事はできなかった。優子は怒りの言葉を止めて画面に目を向けた。
「デカ…」
さっきの全体を映した引き気味の画面でも何となくわかっていたが、画面に近づけた拓哉のモノは大きかった。
『優子、結婚おめでとう。今日から門限なしだ。2人の新郎に一晩中可愛がって貰いなさい。お父さんとお母さんがお隣のご夫婦とスワッピングをやり始めたのは最近だから、新婚初夜から乱交できる優子が羨ましいぞ』
「お、お隣と、ス、スワッピング〜!」
自分の事は棚に上げて、両親の行動と嗜好に優子は衝撃を覚えた。
『そうそう、優子の癒しは、勃起力にも効くんだってな。明日はバスの中で、疲れ気味のお父さんのコレも頼んだよ』
画面の中の拓哉はそう言いながら、自身の肉棒をリュッリュッと扱いた。
「そ、そんな必要…ないじゃない…」
画像を見た優子はその衝撃に言葉を詰まらせた。
テラテラと黒光りする肉棒は、幾千と繰り返された歴戦の多さを物語り、妖気さえ漂わすように見えた。しかし、その一方、そのソソリ勃つ角度は回数を経た老齢さは見えず、まるで十代の少年のように、ヘソに向かって反り返っていた。
「うふふ、その様子なら、ご両親をご招待してよかったってことよね」
優子の反応に、陽子が楽しそうに確認を求めた。
「バカな事言わないで!絶対に…ィャ…」
カチンときた優子は、直ぐに否定の声を上げかけたが、陽子がニヤニヤしながら指差す自分の股間を見た途端、後の言葉は尻すぼみになった。淫乱な優子は拓哉の肉棒を見ながら、無意識に自身の割れ目の中を擦っていたのだ。
「でしょう。あの黒光りを見たらおまんこ弄りたくなるよね。あたしも優子ちゃんのお父さんのオチンチン見る度に同じ事してるのよ。ほら見て」
陽子が落とした視線に釣られて優子が目を移すと、陽子も自身の割れ目の中に指を食い込ませながら腰をくねらせていた。
「優子ちゃんもあのデカいオチンチン、一回生で見たいでしょ」
「ぐっ…」
悔しいが陽子の言うとおりだった。画面の中の肉棒を見ながら、無意識に割れ目の中を擦っていた優子には反論できなかった。
「じゃあ、バスの事はオッケイて事でいいね。さあ、これ以上お客様をお待たせできないよ。優子ちゃん、準備して」
「えっ、準備って?」
「もう、わかってるはずよ」
陽子がウインクしながらソファーの前の三脚カメラを指差した。
「あっ、そうか」
自分のすべき事に気付いた優子は、手早く身なりを整えると、再びソファーに腰かけた。
それを横目に陽子が愛用の端末に手を伸ばして操作を始めると、セットしたままのカメラを通して、優子の姿がスイートルームにある数々のモニターに映し出された。
「うふふ、可愛い花嫁さん」
モニターの中の優子を見て陽子が微笑んだ。
「陽子さんも早く座って」
今から始まる事に興奮した優子が、ウズウズしながら陽子を誘った。