ミクへの裏AV出演交渉-1
黒人三人と水口マリエのAV撮影が終わった。マリエは黒人3人がかりの激しいセックスで数限りなくイカされ、ぐったりとスタジオの床に横たわっている。監督の「カット!お疲れさまでした。」の声も聞こえていないようだった。 それほどまでにマリエは撮影を忘れて、セックスの快感に体を溶かされてしまった。 これこそが、プロのAV女優とは違う、本物女子高生のリアルSEXの迫力であり、作品の根強い人気の理由だった。
マリエがようやく辺りの様子に気付き起き上がった。「マリエちゃんお疲れさま。今日も最高だったよ。」監督が声をかけ労う。「さあ、シャワー浴びて着替えてきて!事務所で待ってるからね。」スタジオXJ主催者の海老沢富男がそう言い、マリエがシャワールームに向かった。
シャワーを浴び、マリエは水玉模様のワンピースへと着替えた。長い黒髪と均整のとれたスタイル。撮影中のセーラー服とは、また違う大人っぼい雰囲気にセクシーな魅力が入り交じっている。流石はスタジオXJの人気モデルの一人だ。現状では川村未来.岸本ゆいかに次いで予約が早く埋まる瞬殺モデル、No.3だ。
マリエは一年ほど前まで三年間余り瞬殺モデルNo.1だった。岸本ゆいかが聖婬学園中等部に入学してきて、その座を瞬く間に奪われ、更にじわじわと人気が出た川村未来にも追い抜かれたのだった。
といっても、中等部、高等部合わせて500人以上いる聖婬学園の少女の中のNo.3だ。水口マリエはNo.3の自分の立場に充分満足していたし、予約が埋まる早さなどは大して気にもしていなかった。岸本ゆいかがNo.1の座を川村未来に奪われ、対抗心を激しく燃やしたのとは大違いだった。そういう意味では、水口マリエは、自己主張の強い岸本ゆいかと全く自己を主張しない川村未来との中間的な性格と言えよう。
コンコン!マリエが事務所のドアをノックすると、「どうぞ」中から複数の声が聞こえてきた。(あれ?今日は海老沢さんだけじゃないんだぁ、、)怪訝に感じながらドアを開けると、海老沢、撮影監督と共に、面識のない男が笑みを浮かべてマリエを出迎えた。
マリエはその温かい雰囲気にリラックスし、微笑みを返しながら会釈した。 「さあ、マリエちゃん座って!取り敢えず今日の出演料そこにあるから、中を確かめて受け取り書にサインしてね。」「おかげで今日も素晴らしい作品が撮れたよ!」海老沢と監督がマリエを労いながら座席を勧めた。
マリエは席に座り、封筒の中身を確認すると、「有り難うございます。」と言い、受け取り書にサインをした。封筒の中の金額は、有名AV女優並みとはいかないまでも、普通の女子高生の小遣い数年分はある。勿論、聖婬学園の生徒が同等の出演料をもらってはいない。マリエの出演作品の売れ行きが飛び抜けていいからである。ハッキリいえばダントツ一位だ。
マリエがサインし終わるのを待って、海老沢が口を開いた。 「撮影後で疲れてる所を申し訳けないんだけど、次回作について相談したくてね。次回作を担当するAVメーカーの方にも来てもらったんだよ。」 「ヨコタ企画という新しいAVメーカーの横田昇です。よろしくお願いします。」海老沢の隣に座っている「微笑み男」が自己紹介した。マリエも会釈を返す。
「マリエちゃん。横田さんは元大手メーカーのやり手社員でね、そこから独立して新しいレーベルを立ち上げての第1作目ということで、是非マリエちゃんに出演してもらいたいという強い要望をお持ちになっているんだよ。」 横田も「そうなんですマリエさんに是非、新レーベル第1作目の出演を飾っていただきたいんで、こうしてご挨拶に伺った次第です。」親子ほど年下のマリエに飛びきりの敬語で、事情を説明した。
「あっ、ハイ!とても光栄です。わたしで良け、、」「引き受けて頂けるんですね!?有り難うございます」
マリエの言葉が終わらない内に、横田が興奮を隠しきれない口調でマリエに礼を言った。