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約束のピンキーリング
【女性向け 官能小説】

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「店を出た後、プロジェクトが忙し過ぎて合コンする時間もないっていじけだして」
「・・・・」
「せっかく柳下くんに頼んだのに!って、俺に怒りを向けだして」
「・・・・」
「いつまでたっても結婚できないって」

昨日の私・・・

「俺と付き合えばいいじゃないかって誘ったら・・・・」
「たら?」

「笑いだして、社内はリスクが多いからいやだって」

うん・・・

「そのリスクを上回る程エッチが上手いんでしょうね?って言いだして」
「・・・・」

昨日の私・・・

「お持ち帰りされた!」

意味分かんない!
意味分かんないよ!
昨日の酔った私!!

「そしてそのまま俺をここに連れ込んだ訳」
「・・・・」

「すみません」
「いーえ」

「・・・大変申し訳ございませんでした。
かなり酔っていたようです。
その話は私も覚えていない事ですし、酔った席での戯言だと・・・」

「ざれごと!」

私の言い回しが可笑しかったようで大笑いをしながら、
サイドテーブルに手を伸ばした。

「俺セクハラされたんですけど!」

被害者の割に楽しそうですよ・・・

「1回エッチしたらもう飽きちゃった?」
「いえ・・・」
「俺、社内恋愛のリスクを上回る程良くなかった?」

そう言ってくすくす笑う。

だからっ!!
覚えてないんですってば!!




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