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約束のピンキーリング
【女性向け 官能小説】

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先月、三宅部長のプロジェクト終了とともに恋人に振られた。

自分より仕事が忙しいオンナは自分がみじめになるとか
自分よりデカイ仕事に携わっているオンナは自分がみじめになるとか
なんか色々言ってた。

またか。と涙も出なかった。

私は自分の実力でデカイ仕事に携わっている訳じゃない。
あくまでもサポートとして。
秘書として携わっているにすぎない。

そう何度も説明したのに、分かってくれなかった。

こんな馬鹿らしい理由で振られるのは3回目だ。

自分の彼女が自分よりデカイ仕事に携わるのがイヤなら
自分より小さい会社のオンナと付き合えばいい!
ンなことも分からないの?

そう捨てセリフを吐くのも3回目。

私って男を見る目がないのね。

って、私より大きな仕事に携わっている男なんか探すの大変じゃん。

いっそ社内恋愛でもするかな。

社内恋愛か〜・・・
最終手段だな。

もし別れる事になったらその後がめんどくさいからな。
出来れば社内はご遠慮したい。

それに、秘書課は基本社内恋愛を推奨していない。



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