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約束のピンキーリング
【女性向け 官能小説】

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「合意の上、なのでは・・・?」
「それ、女性がセクハラされて相手の男が1番言っちゃいけないセリフだぞ」

・・・確かに。

「女性だったら言ってもいいのかよ?」
「すみません」
「俺がセクハラだと思ったら、セクハラだろ?」
「・・・・」
「中村さん、俺がいないところで、酒飲むの禁止な」
「・・・・」

「中村さん、自分が思っている以上に酒癖悪いぞ」
「・・・・」

クックックと髪をかきあげて可笑しそうに笑う。
そ、そんなに私、無理やりだったんですか・・・?

岡本主任は楽しそうに笑いながら
怪訝そうな顔で考え込んでいる私に不意打ちのキスをした。

ひ〜・・・

何この急展開!
誰か説明して〜!

でも、誰も説明なんかしてくれないから
自分で聞くしかない!!

「あの〜・・・岡本主任?」
「何?」

「どんな展開で、私たちはここにいるのでしょうか?」
「まったく覚えてないのか?」
「不覚にも」

「俺がセクハラされたんだって」
「・・・・セクハラだったかどうか、判断させてください」

「中村さんが、フラれた話をして〜」

はい

「俺のが収入が多いから付き合うかって話になった」

ザックリ過ぎでしょう!!!

「そこまでは何となく記憶があります!」




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