フェロモンの威力-5
不思議だ。ピンクモアールの香りを嗅いだだけで意識がこれ程までに変わってしまう事が。浜野にはもはや結婚前の恭子を心配する気持ちは消え、目の前の艶っぽい女と戯れたい気持ちで溢れていた。スケベな恭子を見ているだけで、いったいどんないやらしいセックスをするのか興味が湧いて来た。
「浜野くん…、寝そべって?」
「はい…」
もはや何の躊躇いもなく床に寝そべる浜野。恭子は見せつけるかのようにスカートの中に手を入れパンストと紫のパンティを脱ぎ捨て、浜野の顔の上に跨り白衣とスカートを一緒にまくりあげた。
「うわっ…」
恭子の下半身が露出された。生え揃った陰毛がセックス好きを感じさせる。股間から何とも言えない色気が降り注ぐ。浜野は目を丸くして恭子の性器を見つめた。
焦らすかのようにゆっくりと腰を落とす恭子。恭子は浜野の顔の上10センチほどのところで止まった。
「見てる?私のアソコ…」
スケベな女がオマンコと言わずアソコと言う事が何となくいやらしい。
「み、見てます…」
「良く見てる…?」
「見てます…。じっくり…」
「そう…。どう?」
「いやらしい…凄く…。気持ち良さそう…。早く挿れたい…」
興奮気味に言う浜野。
「すぐ入れちゃうの…?舐めてくれないの…?」
「な、舐めたいです…。深名さんのオマンコ、舐めたいです…」
恭子は社内で一番人気の女だ。若くて可愛い子はいくらでもいるが、その美貌と体、そして色っぽさも兼ね備える恭子が常に一番人気があった。実際恭子を抱こうとたくさんの男性社員がアタックしたが成功した者はいなかった。そんな多くの男性社員の憧れの美女が今、自分に性器を見せつけているのだ。夢のような状況に、気が変わらないうちに恭子の性器を賞味したい気持ちでいっぱいであった。
「は、早く舐めたいです。深名さんのオマンコ…!」
「オマンコとか、エッチね、浜野くん…」
「お願いします…、早くっ!!」
餌を待つ雛鳥のように口を尖らす浜野を見て嬉しそうに微笑する恭子。
「いいわよ?舐めさせてあげる…」
恭子はゆっくりと腰を沈める。性器から放たれる、あまりにも激しいフェロモンシャワーに息が詰まりそうだ。ピンクモアールに含まれるフェロモン成分ではなく恭子の持つれっきとしたフェロモンに浜野の脳は確実に侵されて行くのであった。