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ピンクモアール 〜魅惑のフェロモン
【OL/お姉さん 官能小説】

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フェロモンの威力-10

立ちバックのみでエクスタシーに向かう2人。お互いイキたくてイキたくて仕方がない。もしこのままイケず終いであったらその後の仕事は手につかないだろう。とうとう恭子までが浜野の突き上げに合わせて腰を振り始めた。
お互いの力がぶつかり合い、ペニスは恭子の奥の奥まで突き刺さる。

「ああん!浜野くん…!子宮まで突き刺さってるぅっ…!」
「ハァハァ、チンポが蕩けそうだよ!凄いよ、恭子のマンコっ!」
「私も蕩けそう…!壊れちゃうっっ!ああん!」
こんなに激しくセックスに悦ぶ女を見た事はなかった。演技にしても凄い。AVや風俗などの比ではなかった。

(最高だ!こんなセックス初めてだ…!深名さんがこんなにエロくてセックス好きだっただなんて…!)
睾丸の中で精子が蠢き始めた。恭子も子宮から快感の蠢きを感じ始めたその時、ドアの向こうからエレベーターの到着を知らせるベルが聞こえた。

「!?」
2人のセックスがピタりと止まる。
「ま、マズイわっ!帰ってきちゃった…!」
「あわわ…」
慌てる2人。恭子はとっさに挿入を解きシャツのボタンを上だけしめ白衣を正しパンティとストッキングを拾うとポケットに押し込んだ。
「浜野君はあっちの部屋に隠れて着衣直して香水のサンプルを取って来たかのように出てきて!?」
「は、はい…!」
浜野は着衣を持ち情けない姿で向こうの部屋に隠れた。

「ただいま戻りましたぁ♪」
部下の弓野つかさと、橋本雪菜、山川友美、矢島陽子がドアを開け入って来た。
「はーい。」
パソコンを操作していた恭子は笑顔で顔を上げた。
「もうそんな時間かぁ…。」
態とらしく時計に目を向けた。
「浜野くぅん、サンプル見つかったぁ??私、今からお昼行っちゃうから。」
その合図とともに実はフェロモン成分の入った容器を手に持ち現れる浜野。
「これですかね??」
「あ、そうそう。」
「じゃあ貰ってきます。あ、こんにちは…」
4人は一斉にこんにちはと返事する。
「じゃあ出かけて来ますので!」
「うん、気をつけて!」
浜野は何事もなかったかのように4人の側を通り過ぎ開発室を出て行ったのであった。

「じゃあお昼行ってくるわね?」
「はい、ごゆっくり♪」
恭子は更衣室に入り、片手をロッカーに支え頭を下げて項垂れる。
「ヤッちゃったじゃないのよ…ハァァ…」
自らの手で自らの貞操を奪ってしまった自責の念が重くのしかかる。頭では分かっていても自分を止められなかった。本当はヤリマンでも何でもない。フィアンセに尽くす一途な女だ。そんな自分があんな姿にさせられてしまった事に恭子はフェロモンの恐ろしさを実感するのであった。

恭子が研究室から出て行った後、4人は話していた。
「最近、浜野さん、気になるのよねー。」
「あ、私も!」
「私も!業績いいしイケメンって言えばイケメンだしねー。今までは気にならなかったんだけど。」
「何か…男の色気って言うの?ちょっと出てきたよね??」
「確かに…。彼女いるのかなぁ…。」
そんな話をしていた4人の周りには3回も吹きかけられたフェロモンがまだ漂っていたのであった。


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