富樫奈穂子(36)-12
天を貫かんばかりそそり立ったペニスに跨がり、騎乗位でセルフ腰振りしろってことだ。
「ほんっとデカぁい……これ相当深いとこに当たりそう。なんか恐いくらい……」
「奥に当たるのはもちろんだけど、太さもなかなかのもんだから。奈穂子のまんこ、俺のじゃなきゃ感じないくらい広がるかもよ?」
「何それ、ゾクゾクするぅ。そうなったら、責任持って定期的に相手してくれるんでしょうね?」
「まだハメてないうちからセフレ契約? マジでエロい女だな、この屁こきビッチ!」
「うっさいわよ変態っ!」
先端を宛てがい、ぬちゃりと音を立てながら奈穂子は腰を沈めていった。
熟して程良くほぐれたまんホールの柔肉が、ペニスを包み込んでいく。
「あっ……ああぁ、いいっ……! 入って……んっ!」
ペニスが埋没していくごとに、奈穂子は感極まった声で喘ぎまくった。まだ半分くらいしか挿入されていない段階にも関わらず、早くも絶頂が来てしまったのか、言葉を失いガクガク痙攣し始めたときには、なんつーエロい身体だと感動してしまった。
「もうイッたの? 俺もイッてやろうか。まんこにザーメン注いでやろうか?」
「だ、ダメぇ……中に出しちゃダメぇ……」
「その割には何の躊躇いもなく生で咥え込んだよね。てっきり孕ませセックス大歓迎なのかと思ったけど」
「ち、違うのぉ……ダメなのぉ……」
こういうとき女が発する「ダメ」だの「違う」だのといった言葉には大して意味がないものだ。まあ、気持ちよくなりすぎて細かいことに頭が回らなくなってゴム装着などのプロセスは吹っ飛んでしまったのだと解釈しておこう。
「中でイカないように頑張るけどさぁ、奈穂子のまんこ気持ちよすぎ。マジで堪えきれなくなってザーメン注ぎ込むかも」
半端に挿さっている状態から、俺は腰を突き上げて完全に奈穂子の膣内を貫いた。
「あおおおんっ!」
亀頭が奥にズコンと当たって、またも奈穂子はビクビク全身を震わせた。
「またイッたの? 俺のチンポ、そんな気持ちいい?」
奈穂子の上体を引き寄せ、アクメ顔にキスを浴びせた。
「気持ちいいっ……入っただけでイッちゃうのぉ……」
メロメロになった眼差しで俺の瞳を覗き込みつつ熱いキスを返す奈穂子。ベチョベチョと絡んでくる舌と、繋がった下腹でキュンキュン締まっている膣壁とが同期しているかのようで、素晴らしい快感の相乗効果をもたらした。
襲いかかった絶頂の波が引いていくと共に、また新たな波を呼ぼうとする如く、奈穂子は腰を揺すり始めた。
俺の腰の上で、奈穂子の尻がうねうねとのたくり回る。あらゆる角度で内壁が擦りつけられ、眼が眩むような官能の嵐が俺を支配した。
「あっ、あぁ……すっごい……気持ちいいよ……」
「あたしも気持ちいいっ……こんな感じるの初めてっ……」
うるうるとした瞳が間近に俺を見つめた。
「最高にエロい顔してんね。俺に恥ずかしい姿さんざん晒して、ガードが完全に解けてる感じ」
「バカぁ……あんたみたいな変態に心許せる訳ないでしょ……」
「いや何もかも許しきってる顔だね。上の口は素直じゃないけど、下の口が正直に本音言ってるよ。ド変態の俺のこと大好きだって白状してる」
「あぁんっ……バカ、バカぁ。好きじゃないからぁ」
言いつつ、どんどん昇りつめていく奈穂子。腰振りのピッチが激しくなって、粘液質な水音が高らかにかき鳴らされた。
「ああぁっ、ヤバいっ……気持ちよすぎるよ!」
悲鳴に似た声が俺の口をついて出た。