至福の時-5
いつも通りの時間に俺は三人の肉体的な大人と、三人の肉体的な子供との相手をした。おかしな言い方だけれども、女の場合、十三の歳と十四とでは、心はともかく体はそれだけ違うのだ。
感覚が確かに広がってきていた。十五の女から上をひとまとまりとして抱くうちに、大人の体の良さも分かり始めた。
三十代には処女でない者もいた。現在、子供である者の母親だ。当時のことを聞いてみたかったけれども、そんな暇は無かった。
ルルッタラがいないあいだ、俺の警護には、その友人であるピツリフラという女が着いた。ピツリフラは、いつかの俺の蹴りを見て、俺に憧れているのだと、ルルッタラから聞いていた。これも小柄で素早そうな戦士だった。
「Mi volonte oferu mian korpon. Mi ĉiam lasu la mian pura. Bonvolu enveni en la mian, kiam vi volas, sinjoro! 」
(あたしの体、使って下さいね。いつもきれいにしておくから。好きな時に中に入って、ミスター!)
初対面の挨拶に笑顔でそう言われた俺は面食らった。小動物のような可愛らしさがある高校生だった。