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痴漢の巣窟書店 −特急列車添乗員―
【痴漢/痴女 官能小説】

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第5話 特急のトイレで茶髪女子高生を味わう-3

 摩耶は、身体を守らなくてはいけない。目の前の見ず知らずの男に、決して穢されてはいけない。なのに、阿呆の短さのスカートのせいで剥き出しになった赤く染まった太腿と、艶《なま》めかしくS字を描いた背筋、突き出された尻、シルエットを露わにした乳房だ。ヤってくれと、全身が叫んでいるようなものだ。
 身を穢されてはいけないのに、見ず知らずの男に、口では粗暴な拒絶の言葉を吐きながらも、全身ではヤってくれと叫んでしまっている。自身のそんな状態を、摩耶は思い知らされた。
 声も聞かれてしまった。背中をのけ反らせる挙動も見られてしまった。快感を覚えている事も、もう、バレてしまっているに違いない。穢されてはいけないのに、守らなくてはいけないのに、快感に陥《おちい》っている事がバレたのだ。万事休すだった。
 もうダメだ。もう、犯される。犯されてしまう。そんな想いは、更にまた股間のジンジンをエスカレートさせた。なぜだか摩耶には分からないが、ヤられてはいけないのにヤられてしまう、と思う事が、股間を更に、更に、ジンジンさせるのだ。ジンジンで体が引き裂かれそうな程だ。ジンジンが股間から、脳天を貫いて天井にまで突き上げて行きそうだ。
 また、股間に力を込めてしまった摩耶。摩擦が電撃に変わる。
「あっはぁああっ!」
 喘《あえ》ぐ、のけ反る、S字を描く。尻と乳房がボコンと突き出される。快感が、また曝しものに。
 男の視線は、相変わらず股間の辺りに注がれている。ジンジンする部分への執拗《しつよう》な熱視線に、いつしか摩耶は、圧力を感じ始めた。視線が圧力を持ち始めた。視線の圧力が、股間を刺激する。敏感になった股間を視線の圧力が、グリグリするのだ。
「ああはぁああっ!」
 喘ぐ、のけ反る、S字を描く。尻と乳房、ボッコン。
 男は、ふいに視線を上げた。股間だけを突きさしていた圧力を持った視線が、今度は摩耶の上半身に襲い掛かった。
 視線は乳房を突き刺した。ヨレヨレのブラウスを内側から押し上げる半球のシルエットが、男の視線にグリグリと圧迫された。摩耶は、乳房に快感が走るのを感じた。
 男は視線を下げた。股間に視線が突き刺さる。摩耶は、股間に刺激を検知した。快感が背筋を駆け上がる。パンティーの中で、愛液がジョバっと大量分泌だ。
 男はまた視線を上げた。いや、視線で摩耶を舐め上げた。摩耶はそう感じた。股間に感じた圧力が、そのまま上半身目がけて駆け上がったのだ。摩耶は、ヴァギナの中にまで圧力を感じた。ヴァギナの内側で、何かが上半身へと突き抜けて行くような錯覚を覚えた。
 そして視線は、乳房を圧迫。快感が走る。
 男は視線を何度も上下させた。その度に、ヴァギナから上半身へと何かが突き抜ける。見えない何かに、串刺しにされた感触。男の視線の上下が、摩耶の中で何かをピストン運動させた。もう、ヤられているも同然だ。見えざるペニスに、撃ち抜かれ、突き上げられ、掻き回されている。
 ヤられてはいけない、はずだった、が、ヤられたいという想いが、摩耶の中に生じた。視線の圧力による快感が、視線による愛撫が、摩耶を発情させた。陽子とのレズプレイに供する為のカラダのはずだったが、男根に貫かれたい衝動を開拓されてしまった。摩耶は、それを自覚しつつあった。摩耶は、視漢で陥落させられつつあるのだ。
 5回、6回と、視線の上下に摩耶は責め立てられ、その度に発情を実感させられた。視線が下から上へと突き上げる度に、もうヤられてしまいたいと心が叫んだ。
 出来るだけ抵抗するように言われたが、もう、抵抗できないと思いつつあった。でも、“出来るだけ”なのだから、抵抗できなくてもいいじゃない、とも思ったのだ。
 しかし、見ず知らずの、金をくれる訳でもない男にカラダを奪われるのか。そう思うと、屈辱感もある。そんな破廉恥な、という羞恥の念も湧いて来る。ヤられたいけど、ヤられていいのか、ヤらせていいのか。快感に悶えつつ、摩耶にはまだ、かすかな葛藤が残っていた。
 その時、男がふいに、ペニスを露出して来た。余りに鮮やかで素早い身のこなしだったので、実際にペニスが目に飛び込むまで、そんな兆候は察知できなかった。突如ペニスが飛び出して来た。
 視覚刺激が雷鳴となって摩耶の脳裏を貫き、痺れさせ、漂白した。股間にズキンという破壊的な衝撃を感じ、全ての性感帯を快感が走った。ペニスを見て、摩耶は壊れた。嗚呼《ああ》、もうヤられる・・・ヤられたい・・・ヤられよう。
 熱く火照らせた身体をエロティックなS字に捻じ曲げたまま、乳房と尻をボコンと突き出したまま、摩耶は視線をペニスに釘付けにさせられた。
 やんちゃ系の女子高生が、恍惚の表情でペニスを凝視しつつ、ヨレヨレのワイシャツとクタクタのブレザーと阿呆の短さのスカートに包まれた若い身体を、艶めかしくのけ反らせている。何とも、たまらなく愛くるしい姿だと、涌井は思った。
 熱視線だけでここまで摩耶を崩壊に至らしめた涌井は、ようやくのように、その手で摩耶の股間を侵略した。トイレに入って来て、3分程しか経っていなかったのだが。
 涌井の手が、摩耶の脚と脚の間の空間に飛び込んだ。そこから、ゆっくり上昇する。摩耶の股間を目指している事は一目瞭然。摩耶にもそれは分かっているはずだが、ピクリとも動かない。動けないのだった。なす術もなく、涌井の手の股間への侵略を見守った。
 阿呆の短さのスカートの布地を押し上げ、そのまま布地越しに、涌井の手が摩耶のヴァギナを刺激した。ファーストタッチと同時に、摩耶は絶頂した。
 レズクンニとオナニーで何度も絶頂した余韻や、媚薬の効果、視漢の影響、それらが重なり、スカート越しに触れられるや否やの絶頂に結実した。ツン、と一瞬だけ触れて直ぐに離れて行くような、微かな接触にも関わらず、摩耶は絶頂した。
「ああぁぁああぁぁああぁぁっ!」
 さらに深い前傾姿勢。尻と乳房、もっとボッコン。S字もエロさを激増。


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