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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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伝説君臨-13

呆れる2人をよそに若菜はキャストの写真と説明でキャアキャア騒ぐ。一通りのキャストを確認し満足げな表情を浮かべていた。

「いーなぁ、全部食べたぁい♪」
涎を手で拭く仕草をして戯けてみせた。
「今度是非遊びに来てください。」
「じゃあお忍びで来るわね♪」
若菜はそう言い残してガルモを去った。

少し離れた場所からガルモを振り返り若菜は言った。
「あいつ、雇われオーナーね。」
マギーも同意する。
「のようですね。」
そんな2人にえっ?と言う表情を浮かべる華英。
「え?あの人がオーナーじゃないんですか??」
若菜は即答した。
「違うわね。」
「どうして分かるんですか?」
「だいたいがビッツコインに関してあまり良く分かってなかったでしょ?オーナーならビッツコインで経営した方が何かしらメリットがあるからじゃないと採用しないわよね?でもあの山田って奴、人ごとだったじゃん?あれは言われた通りにやってるだけよ。それに女性が風俗に行くのに、好奇の目に晒させない配慮を充分にしている事に対して、あの山田って男は初めから最後まで私のオッパイばかり見てた。鼻の下伸ばしてね。あそこまで女性を守る為にあちこちに配慮がなされた施設を考えた人が、そんな女性が嫌がる事を無用心にするかしら?そう言う目から女性が不審感を抱かないよう考え尽くされたあのガルモを作った人が、しないわよ、普通。そう思わない?他にいるわ。実質的なガルモのオーナーが。風俗店のオーナーとして表舞台には立てない人が、ね。」
見ている限りマギーも同じことを考えているようであった。

「凄いですね、2人とも。私なんか全然そんな事に気が回らなかったです。」
「フフ、マギーは私の意見に頷いてただけで、本当は分かってないから安心しなさい?」
「き、気付いてましたっ!!」
「本当〜?」
マギーは胸を張って言う。
「当然!それに隙を見て私の胸も見てましたもん。」
「じゃあ見比べて最終的に私のオッパイに釘付けになった事にも気づいてるよねぇ?」
「…相変わらずムカつく人っっ!!」
「ニヒヒ♪」
勝ち誇る顔にマギーはイラッとする。

「まー、それはさておき、マギーは本当のオーナーはどんな人物像だと思う??」
「まず性別は女性。支配欲が強い割には自らが表には立たず誰かを使うのが上手い。でも最終的には自分の名を世に知らしめたいと思っている目立ちたがり屋。誰に似てると言ったらサーガタイプだと。掌の上で遊ばせてそれを見てるのが好きな性格だけど、サーガよりも繊細で注意深いと。」
若菜はニヤッと笑う。
「そうね。私もそう思うわ。」
「きっとガルモに入ってる店の中のどこかの店長じゃないかと。」
「同感ね。」
当然と言ったクールな表情を浮かべるマギーに華英はただただ話を聞いていた。

マギーは若菜がこのガルモに出向きたいと言った時点で、ガルモが今回の事件での大きな鍵になるのではないかと考えていたのであった。


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