サバイバルゲーム最終章-1
休む間もなく全裸インストラクターは片足立ちにされていた。上半身は水平にされ、頭からつま先までが一直線のＴ字だ。後手縛りされた両手は、バランスを保つために天井の滑車に吊り下げられた。
サブローが暁子の股下に潜り込んで、秘貝を弄び始めた。指で、舌で、執拗に責め続ける。剛田がムッチリと水平に伸びた太腿を抱え上げて、サブローをサポートした。
前戯もほどほどに、男はバックから犯し始めた。だが暁子の名器の前に、劣情を発散させるのにそれほどの時間は要しなかった。
今、暁子は白木のテーブルに上半身を押し倒されていた。左足は大きく引き上げられ、膝がしらがゴム毬のように美乳を押し潰している。しなやかな右足はダラーンと垂れ下がったままだ。
いきなり剛田が腰を沈めてきた。愛撫もなにもない。
「い、痛いっ・・・」
人妻の短い悲鳴が上がったが、そんなことはお構いなしだ。パンパンと肉どうしがぶつかり合う激しいピストン運動のすえ、二回目もあっけなく果てた。
剛田が終わればサブローが伸し掛かってきた。サブローが果てればまた剛田だ。セックスというよりケダモノの交尾だ。
観念したのか、暁子は大した抵抗も見せない。
短時間で三回もの射精が終わった男たちの股間は、さすがに元気がない。半勃ち状態だ。
「死人と犯ってるみたいっすね」
レイプされているのに何の反応も示さない人妻に、サブローが苛立っていた。
「まったくだ。少し喝を入れてやるか！」
泣き叫び、許しを請う女を力ずくで犯す。それがサディストでレイパーである男たちの性癖なのだ。
二人の男は暁子を床に押し付けた。その仰向け状態からキュッと締まった左右の足首をそれぞれ掴むと、頭上を通って反対側まで折り曲げたのだ。ふくらはぎに挟まれた格好で、不安に脅える美々しい面差しがあった。
「ま、まだ私を辱めるつもりですか・・・」
これ以上の恥体はない。尻穴は真上を向いて、秘部もパックリ開いている。もうヨガの体を成していない。サーカスか雑技団のそれだ。
男たちの股間も息を吹き返していた。ムクムクと鎌首をもたげた愚息は元気溌剌だ。
「ケツの穴でも掘るか」
剛田の手がイソギンチャクの触手のように複雑な動きをするアヌスに触れた。
「ヒイーッ」
暁子の悲鳴と共に無数のシワがすぼまった。
「それとも自分のマンコでも舐めさせるか」
身体の柔らかい人妻インストラクターならそれも可能かもしれない。剛田は暁子のショートヘアを鷲掴みすると、グイグイと引き上げた。
「な、なにを馬鹿なことを・・・ううっ、く、苦しい・・・」
「あははは、さすがに無理か」
傍若無人な振る舞いにもただ笑っているだけだ。
と、その時
「勃った！勃ったぞ剛田！見てみろ！」
組長の喚声が地下室に響き渡った。そこには満面に笑みをたたえた老人と、その股間にはシミだらけの竿が屹立していた。
暁子のあまりの悩殺ポーズに刺激されたのか、あるいは何か内的要因が作用したのか、いずれにしても男を取り戻したのはたしかだ。
「ワッハハハハッ！どうじゃ男になったぞ！
久しぶりの勃起がよほど嬉しいのか、子供のようにはしゃいでいる。