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「悪魔の少年」
【ショタ 官能小説】

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K女教師美緒-2

先ほどから並木加奈のインターホンを何度も押し続けているが玄関のドアーは開かない。
5分も過ぎた頃、カチャリという音とともにロックは外れたがチェーンロックは掛ったままだ。
「ねっ、もうこんなこと止めましょ。よくない事だわ。」近所の手前だろう小声で諭すように話す。
「とにかくドアーを開けてよ。話はそれからだよ。」
「駄目よ。君を室内に入れたらどうなるか想像できるわ。ごめんなさいね。」
後日契約を履行する事で納得して別れたはずであったがそんな事で面会は叶わなかった。
約束を反故にされたが腹は立たなかった。裏返せばそれだけ強烈な快感を受けた証明だからだ。
もう一度あの快感を与えられたら抜け出せなくなると感じた上での抵抗だと分かっていた。

一気にセフレを3人増やし余裕の健一には加奈の抵抗は可愛いと思えた。
無駄な抵抗だとは加奈本人が一番分かっている事だ。
苦笑いをしながらその場を離れた。

ここ数日人妻落としに夢中で先日欠席した授業の録画をまだ見ていないのを思い出しパソコンの前に座った。

そうだあの日、店長から母に電話があり加奈の万引きを知り中断して以来になる。
数学の河合先生が答案用紙を返しながら「この試験の1問目は小4の算数の問題よ。そうサービス問題ね。
さすがにみんな正解だったわ。ただ一人だけを除いてね。間違った人、手を上げなさい。」
級友の朴くんがおずおずと手を挙げた。
「どうしてこんな簡単な問題が分からないのよ。バカでもチョンでも分かる問題よ。放課後職員室に来なさい。」
後日朴くんに聞いた話だが河合先生が懇切丁寧に教えてくれて理解できたと喜んでいた。
終業ベルが鳴るまで録画を見、頭の中で整理した。

録画中気になった場面があったので探し出してもう一度見た。
と言っても授業の内容ではない。生徒の机の間を教壇へ向かって歩く河合先生の後ろ姿の素晴らしさだ。
黒のタイトスカートに覆われた豊かな尻肉が右に左に揺れるのだ。
スロー再生にしてじっくりと見た。何度見ても豊満でセクシーな素晴らしい尻だ。
翌日の数学の授業の終わった後「先生ちょっと質問があるんですけどいいですか?」
毎回満点を取る田所からの質問となると簡単ではないと判断し「それじゃ、放課後職員室へ来なさい。」と答える。
河合先生は現在28歳でこの秋に結婚が決まっている。結婚後も教師を続けるそうだ。
希望にあふれ充実した毎日を送っているようで授業も明るくて溌溂としている。幸せの絶頂にいる事は間違いない。
放課後職員室を訪ねた。「田所君から質問があるって言われたらちょっと怖いわね。今日の授業の事?」
「いえ、そうじゃないんです。僕最近勉強に身が入らないんです。女性を愛する事を覚えてしまったんです。
女性の考えている事が分からなくて思い悩んでいるのです。
どうすればいいのか先生の考えを教えて欲しいのです。」

先生の目を覗き込んで驚いた。瞳に一瞬だが曇りが走ったのだ。

「初恋の時はみんなそうよ。私も食事がのどを通らないほど悩んだわ。でもすぐに時間が解決してくれるわよ。」
彼女に接近する為に淡い恋心を相談するつもりだったが急きょ変更した。
「でも相手は人妻なんです。」と言った瞬間、彼女の目の曇りがはっきりと潤んだ。
河合先生とは毎日会っているが常に澄んだ瞳をしていた。結婚を控えて充実した毎日を送っていると推察していた。

「え〜本当、何歳ぐらいの方?」「はい。35歳一児の母です。ご主人はエリートコースに乗った役人だそうです。」
「そんな女性とどうして知り合ったの?」「キャッチボールをしていて彼女の家のガラスを割ってしまったのが最初です。」
万引きの件を伏せて加奈との出来事を話した。


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