新納麻由子(43)-7
喘ぎまくって途切れ途切れになる声で、麻由子は躊躇いがちに肯定し、語った。
それによると、十数年前に付き合っていたという不倫相手が、アナル嗜好ありの人間で、本格的に麻由子の穴を開発したのだという。
そいつのおかげですっかりアナル性感に眼覚めてしまい、膣でするより大きな快感を得るまでになった麻由子。
もちろん配偶者たる店長には言える訳がない。隠し通しているのだが、一人で性欲処理する際には主に前でなく後ろの穴を使っているらしい。
「マジかよ。澄ました顔しちゃって、とんでもないドスケベなんだね麻由ちゃんは」
「こんなこと聞いて、引いちゃったでしょ!? 幻滅したでしょ……」
羞恥と快感で泣き喚きっぱなしだった麻由子である。くしゃくしゃになった顔があらゆる分泌液で濡れて光った。
「うーん、もうちょっと若いときの俺だったらドン引きしてチンポ萎えてたかも。キモいとか思って逃げ帰って、後で店中に『店長の奥さんはガバケツオナニー中毒者』って言いふらしたかもね」
「やぁん……酷いっ。ガバケツとか言わないでよ……」
「だから今の俺は大丈夫だって。むしろ燃えるし。ねえ、何使ってオナニーしてるの? こんだけほぐれるってことは、そこそこ太いの突っ込んでるよね。ディルドーとか、パールとか?」
「うん……最後はバイブでグネグネかき回してイクの……」
「すげえ。俺も相当な変態だからさ、そういうの聞いてますますチンポ勃っちまうんだよね。今日はケツにぶち込ませて欲しいんな」
「ほっ、本当!?」
声が弾むところが真正ド変態だ。
「リアルチンポはその不倫相手のとき以来してないんだよね?」
「そうなの……」
「俺のじゃ、使い慣れてるお気に入りバイブに比べたら、ショボいかもしれないけど」
「そんなことないって。そんなサイズは挿れたことない……」
見返り、俺の股間に視線を据える麻由子。
カウパーを滲ませたジュニアをピクピク動かしてやると、生唾を飲む音が聞こえた。尻の穴で受け止める瞬間を想像したのだろうか、とんでもないスケベ面をしていた。