喫茶店『立花由梨絵』編-1
力を手に入れてから数日後、俺はしばらく我が家と近藤家を行き来しつつ、次なる獲物を探していた。
しかし、これと言って中々いい獲物が見付からないのだ。
そこで俺は仕方なく近所の喫茶店に入る事にした。
たまに家族とも来る事があったが、実はココ、時々若い女の子がアルバイトで接客をしている時があり、その子が中々スタイルのいい子なので、力を使えるようになった今こそ、一度で良いから手を出してみたいと思ったのだ。
しかし、手を出すにも店に入ってその子がいなくては意味がない・・・。
『何事もなく店の中に制服の中で現れて接客をする』とまるで、瞬間移動で呼び寄せてもいいが、それだとあまりにも普通過ぎてつまらない。
俺は当たりを信じて、この場面では何も力は使わずに、ごく普通に店に入る事に決めた。
「いらっしゃいませ、一名様でしょうか?」
「そうですけど?」
「お好きなお席へお座り下さい!!」
いた!!
予想通りの可愛い子発見!!
「メニューの方はお決まりでしょうか?」
「えっとね、ホットコーヒーお願いするよ!あっ、砂糖とミルクもね!!」
「かしこまりました、少々お待ち下さい」
「あっ、君が持ってきてくれないかな?」
「失礼いたしました。では、少々お待ちください」
ヤッた!!
これでこの女も俺のモノになる。
そして、ヤリたい放題出来るのだ。
「お待たせいたしました。ホットコーヒーでございます」
「うむ、じゃあ君の笑顔を見ながら飲みたいから、砂糖とミルクは君が入れてよ!砂糖はスプーンに一杯だけだよ〜」
「かしこまりました。少々お待ち下さいませ」
私服の上にその店の制服を着た彼女が終始、笑顔で俺に接客してくる様は実にキモチがいい!!今までそういう事なんて一つもなかったからな。
しかし、この女もかなりスタイルがよさそうなので、裸にしてみることにした。
「おぃ、今すぐココで全部脱げ!!あと、お前の名前と年齢を教えろ」
「はぃ、喜んで♪私の名前は立花由梨絵、23歳でございます」
「おっ・・・、中々いい胸してんじゃねぇか!!」
「ありがとうございます。お客様にそう言ってもらえて光栄です」
(って、ココは風俗店じゃなくてごく普通の喫茶店なんだけどな・・・)
「よし!!お前は今日からこの店の看板娘だ。看板娘は看板娘らしくお客様の命令はたとえどんな命令であっても受け入れなければならないのだ!!たった今からお前はそうなる」
「はぃ」
「先に言っておくが、殺人はしなくていいし、殺人を頼まれてもそれだけは断ってくれ。あとでめんどうな事になりたくないからな。それ以外の命令は全て受け入れろ」
「かしこまりました」
「あと、何人かがエロい命令をしてくると思うのがそれももちろん受け入れるんだ。お前はスタイルが良いからたちまちこの店も大流行りだろう」
「ありがとうございます。さっそくとりかかります」
彼女は数日後、この店を休むことなく勤務にあたった。
そしてしばらく経って、一番人気の接客員としてその店のナンバー1にたどり着いた。
しかし、カラダと心はボロボロだがな・・・。