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マドンナ・恥辱の再会
【鬼畜 官能小説】

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監禁-3

剛田の左手はムッチリと肥えた尻を撫でまわしていた。その手が腰から下腹部を通り、女の最も恥ずかしい部分を捉えた。押したり擦ったり、いやらしい愛撫の手は留まるところを知らなかった。ストレッチ素材を通して、柔肉の感触や形まで伝わってくるようだ。
 下半身の肉棒は今にもチャックを突き破りそうだ。その太くて硬いイチモツを暁子の尻に擦り付けた。初めて女を経験したときのように、それだけでいきそうだった。

 暁子は胸と股間を同時に責められていた。
「ああっん、い、いやぁ」
(この女、感じてるぜっ!)
そこには先程までの、夫以外の男を拒絶する力強さはなかった。あるのは快楽に溺れるメスの姿だ。
(これが憧れのマドンナの正体なのか?)
男は自問していた。
(気位が高く、正義感溢れるあの暁子なのか?)
(違う!オレが恋い焦がれた暁子はこんな女ではない!)
索漠とした一抹の寂しさにさいなまれる剛田だった。

 暁子はセックスが快楽だと思ったことは一度もなかった。夫以外の男を知らない身体にとって、ずいぶんと悩んだこともあった。私は不感症なのではないか?夫のテクニックが稚拙なのではないか?出産後はその傾向がより顕著になった。
 しかし夫婦仲が悪いわけではなかった。浮気とか不倫とかは無縁だったし、ただ単にプラトニックな関係、それだけで心身ともに満たされていた。
 だが今はどうだ。おっぱいを揉みしだかれ、秘肉に指を這わされているうちに、嫌でも身体が熱くなってきた。乳房の芯が固くなり、乳首が勃起するのが解った。子宮が疼き、突き抜けるような快楽が全身に蔓延していた。
(これが本当のセックスなの?感じるとはこういうことなの?)
暁子にとって初めて体験する女の悦びだった。

 夢遊病者のように甘美と現実の世界を往来しながら、暁子は廉の声を聞いた。
「ママーッ」
その声はだんだんと近づいてきた。
「ママーッ!大丈夫ー?」
そしてその肉声はついに現実となって
「ママを虐めるなぁー!」
 暁子は夢から覚めた。
「れ、廉ッ!」
男の手を振り払った。どこにそんな力が残っているかと思わせるように、渾身の力を振り絞って男をはね飛ばした。そして廉に抱きついた。
「ごめんね、廉。本当にごめん」
何度も何度も頬擦りを繰り返した。

「坊や、ママはおっぱいを触られるのが好きなんだよ」
突き飛ばされたときに打った手を摩りながら、剛田が言った。
「うそだぁ!」
廉は足を開き、手を腰に回し、男たちを睨み付けていた。猫がライオンに立ち向かうように・・・。
 
 暁子は罪悪感でいっぱいだった。幼い我が子が必死に戦っているのに、私は快楽に溺れてしまった。男の指技に身を委ねてしまった。
(情けない・・・。母親失格だ。でも私は廉を守る!愛する我が子を守ってみせる!)
その表情は男の指使いに身悶え、愉悦に酔いしれるそれではなかった。凛然とした貞淑な人妻であり、才知に長けた母親の顔だった。


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