第17話 至宝の翻弄-8
女子高生の口から口へ、白濁した液体が分かち合われて行く。恵令奈自身や弥生も含め、全員の口内に分け合われても、十分な量がそれぞれの口内を満たすくらいに、恵令奈から溢れ出した液は大量だった。涌井の精液だけでなく、恵令奈の愛液もたっぷり含まれているだろう。涌井と恵令奈のハイブリッド淫猥《いんわい》液を、女子高生達は、呼吸を合わせ、同時に飲み下した。
少女達が、喉ごしを堪能している間に、涌井は去って行き、代わりに辰己が姿を現す。
「恵令奈。次は俺が、ヤらせてもらうぜ。」
「はい、どうぞ。心行くまで、お愉しみ下さい。」
「裸になってくれ。」
「はい。」
白昼の公園の、広場にあるテーブルの上に、恵令奈は立ち上がり、セーラー服を脱ぎ始めた。彼女に憧れるクラスメイト達が、彼女の美貌に一目を置く少女達が、目を輝かせて恵令奈の脱衣を鑑賞した。
上着を脱ぐ。早苗が受け取り、丁寧に折りたたんで、テーブルの端に置いた。
スカートを脱ぐ。瑞樹が受け取り、丁寧に折りたたんで、上着の上に重ねて置いた。
ブラジャーを外し、パンティーを降ろす。弥生が受け取り、チャック袋に入れた。こちらは没収だ。商品として、組織内で、高値で取引されるだろう。
その間、女子高生達に代わる代わる、ペニスを手コキされていた辰己が、恵令奈に告げる。
「バックで行くぞ。」
「はい。」
テーブルの上で四つん這いになり、尻を高々と突き上げる恵令奈。その尻に、己が下腹をぶつけるように、恵令奈をハメた辰己。
パン、パン、パン・・・
軽快な音が、公園の広場を満たす。快晴の空、抜けるような青空、その下に広がる柔らかな緑。木々と芝生の緑に囲まれて、全裸の恵令奈は、バックで辰己に犯されている。
おびただしい回数の絶頂を、繰り返しながら。注がれる、25人のクラスメイトと、女教師の視線。それはもう、エロスを超え、神聖な儀式であるかのようだ。
犯される恵令奈。犯され続ける恵令奈。時折揉まれる乳房の形状変化が、周囲の女子高生達の感嘆の吐息を誘った。全員が、恵令奈から50cmと離れずに、彼女の痴態を鑑賞しているのだ。顔を凝視する少女がいる。乳房の揺れを観察する少女がいる。ペニスが突き刺さったヴァギナを鑑賞する少女がいる。
「乳を、吸ってやれ。」
辰己に言われ、我勝ちに吸い付く。母犬の乳房に群がる子犬達のごとく、恵令奈の胸の下の空間に、幾つもの女子高生の顔がひしめく。といっても、乳首を吸えるのは、2人だ。後の少女は、お腹やわき腹などを、ペロペロと舐めている。尻を舐めだした少女もいた。口を吸いだした少女もいた。25人の女子高生と、1人の女教師が、恵令奈を舐め回した。
26人で舐め回したら、舐められていない部分の方が少ない位だ。手足の指先までをも含めて、身体の表面のほとんどの部分が、誰かの舌に這い回られている。そして恵令奈は、全ての部分が性感帯だった。
全身を舐められ、ヴァギナを突かれ、恵令奈は絶頂を繰り返した。秒刻みで、絶頂した。
「んんんん・・・」
辰己も、恵令奈の奥深くに大量放出し、感嘆の唸り声。溢れた精液は、クラスメイト達に吸い取られ、分かち合われ、飲み下された。
辰己が去った後も、恵令奈はしばらく、テーブルの上に四つん這いのままだった。動けなかったのだ。放心状態のまま、全裸を曝し続けた。緑の中に映える恵令奈の裸体は、一服の絵画のごとく優美だった。