メアリー-1
UFOに拉致されてからどれ位の日にちが流れたのだろう……メアリーとマヒナはかわるがわるカプセルから引き上げられてはトカゲ男たちに蹂躙され、その都度失神するまで責められまくる、そしてぼろぼろになった身体は液体に漬けられて回復させられ、また翌日には激しい責めを受けることになるのだ。
カプセルの中で、メアリーは隣のマヒナを案じていた。
目を醒ました時、マヒナは駅弁スタイルでピストンを受けている最中だった。
完全に気を失い、のけぞったままの頭はがくがくと揺れ、足元には膣やアナルから溢れ出した精液が水溜りを作っていた。
メアリーにとっては目を背けたくなる光景だ……。
自分は売春婦としての生活をエンジョイしていたし、プロ意識も持っていた、マヒナもそれを理解した上で自分と一緒に夜の街に立つことを選んだ。
確かに自分は売春婦としてピークを過ぎ、客は減っていた、しかし、それでもそこそこ贅沢に暮らせるだけの稼ぎはあったし、貯蓄だって充分にあった。
マヒナを誘いはしたが強制はしていないし、マヒナはそれが嫌なら別の道を歩くことも出来た、自分もそれを許しただろう、だが、マヒナは自分と同じ道を選んでくれて、二人は並んで夜の街に立ち、充分な収入を得てそれなりに贅沢な暮らしをエンジョイして来た。
……それが、こんな事になるなんて……。
いくら納得ずくだったと言ってもマヒナを夜の世界に引き込んだことが悔やまれる。
さすがに売春歴30年の自分でも、子宮まで突きまくられればダメージを負うが、確かにこの液体に浸されて眠れば肉体的には回復する。
しかし、精神的なダメージは蓄積されて行くばかり、もう何度、同じように両腕、両足を固定されて蹂躙されたことだろう、その都度自分でも失神してしまうのだからマヒナが失神するのは当然だ、そして回を重ねるごとに心は折れて行くばかり、マヒナの精神的ダメージは計り知れない。
マヒナがカプセルの中に戻されて来た。
両手両足を固定されているが、明らかに腰は落ち、のけぞったままの顔には精気が感じられず、呆けたような表情を見せている……。
もう限界だ……これ以上陵辱されたらマヒナは壊れてしまうだろう……。
そう考えている最中、メアリーは液体から引き上げられた。
「もう娘は解放してあげて、もう限界よ、頭がおかしくなっちゃうわ、お願いよ」
床に降ろされるか降ろされないかのうちにメアリーは懇願した。
「そう言うわけにも行かないな」
オレンジが冷たく言い放った。
「ねえ、お願い、あたしはどうなってもいいから娘は……」
「安心しろ、もうマヒナに『試行』はしない」
「ああ、ありがとう……でも、それならどうして解放してくれないの?」
「マヒナに受精反応が出ている、大事な母体だ、我々としてはマヒナに試行できなくなるのが少し残念だが、これからはもうカプセルから出さずにR星に連れて帰る」
「なんてことを……」
「娘と離れたくなければお前も早く受精するんだな」
「そんな事を言われても……」
「今日からは船長がお前の相手をして下さる」
「船長?……まだ他にいたの?」
その時、今まで開いたことがなかった扉が開き、赤いジャンプスーツの船長が現れた。
その姿を見て、メアリーはその場にへたりこんだ……普段どおりに水分を摂取していたなら小便を垂れ流していただろう。
船長は身の丈4mをゆうに越す大男だった。
しかも、わき腹からも腕が生えて4本腕、肌の色も灰色ではなく赤黒い。
「R星では時折特別な子供が生まれるんだ、体力、知力ともに優れた特別な子供、そのほとんどは長じてリーダーになる」
オレンジの解説など耳に入らなかった。
「そして生殖能力も高い、船長相手に受精しないようならお前は用なしだ、お前を攫った場所に戻してやろう」
「そんな……R星でもどこでもいいから連れて行って、娘と引き離さないで、マヒナは子供を産むんでしょ? あんたたちとの混血の子供を、そんな時に付いていてあげられないなんて……」
「我々の調査はまだ途中なのでね、次の惑星の女も我々との生殖が可能な可能性が高いと予備調査の結果が出ている、余計な女を連れて歩くわけにも行かないのだ、もっとも、地球の女との生殖活動は我々にとっても中々の快感なのでな、キャパシティが一杯になるまでなら連れて行くこともやぶさかではない、邪魔になったらその惑星に置き去りにしても構わないと言うなら連れて行くが?」
「そんなの選べるはずないじゃない」
「じゃぁ、せいぜい首尾よく受精するように祈るんだな」
オレンジがそういい残すと、黄色、青、緑も一緒に部屋を出て行った。
どうやら船長とは一対一らしい……もっとも、一対五ではとても身が持たないだろうが……。
そして、船長が赤いジャンプスーツを脱いでイチモツを露わにした時、メアリーはそれを見ただけで卒倒しそうになった。
船長の身長は他のトカゲ男の1.5倍はある、既に怒張していた船長のペニスは直径が15センチほども有り、長さは30センチを超えている、しかも……そのペニスはドリルのようにねじれていたのだ。