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ユリ
【その他 官能小説】

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ユリ-11

 下着はブラとペアになっている物もあるが、大部分はそうでないので、その場合は胸は何も付けずに撮ることにした。1枚は腕で胸を隠し、1枚はそのまま胸を露わにして撮影した。後でどちらか一方を選べばいいと思ってそうしたのである。だからもう、ユリちゃんの乳房は光太郎には毎度お馴染みで、触ったことは無いけれども見慣れたものになってしまった。しかし見慣れてもその魅力は大変なものである。これだけの胸をしている日本人は珍しいのではないかと思った。

 「まだ引き出し1段の半分も行きませんね」
 「うん、先は長いな」
 「もう厭になりました?」
 「いや、ユリちゃんの裸を見れるんだからね。このまま永遠に続くといいなって思うよ」
 「そうですかぁ。本当に永遠に続くかも知れませんよ」
 「どうして?」
 「だって撮影が始まってからだって私新しい下着を次々買ってるんです。仕事がはかどってないみたいに思うと悪いから、新しく買った奴はタンスに入れてないんですよ」
 「えっ? そうかあ、そう言えば毎週2〜3枚買うんだったね」
 「ええ。それで初めてから2週間経ったから買ったのも8枚になりました。やっぱりこんなことしてると張りが出ていつもより余計に買ってしまうみたい」
 「なるほど、もう初めて会ってから2週間以上立つねえ」
 「そうですよ。早いもんですね」
 「毎日12着で1週間に5日だから60着。それで新しく買ったのが8着だから週に4着。と言うとどういうことになるのかな・・・、1000着撮るのに多分20週位はかかるんじゃないのかな。と言うことは約半年かかる訳だね」
 「そうですね。でも高田さん、ボーナスのことを忘れてますよ」
 「ああ、そうか。ボーナスの時はどれくらい買うの?」
 「そうですね。10万円くらいは買うから、パンティだけだと20着は軽く超えますね。1枚2500円としても40枚は買うことになりますね」
 「うはぁー。40枚一気に増える訳か。するとそこで約1週間分は後戻りすることになるな」
 「いいじゃないですか。このまま永遠に続いて欲しいって言ったんじゃなかったですか?」
 「いや、そうだった。どんどん買い足してくれていいよ」
 「でも私、こんなに長くセックス無しで男の人と付き合ったの初めてですよぉ」
 「こんなに長くって2週間のこと?」
 「はい」
 「そうお? ユリちゃんはセックスが好きなんだね」
 「全然違いますよぉ。男の人がセックス好きなんでしょ?」
 「それはまあセックスの嫌いな男はいないだろうなあ」
 「だから喜んで貰おうと思ってすぐセックスするんですよぉ、私」
 「それは確かに喜んでくれるだろうけど、そんなに相手のこと考えなくてもいいんじゃ無いの?」
 「そうですかぁ?」
 「だってセックスしなくても楽しいという人と付き合えばいいんじゃない。尤もユリちゃんがセックスしたいんならそれでいいんだけど」
 「私、自分の方からセックスしたいとか何かしたいってあんまり思わないんですよね。いっつも相手のことばっか考えてるから」
 「相手のことって?」
 「この人私とやりたがってるのかなーとか」
 「そりゃ誰でもやりたがると思うよ」
 「だから誰ともセックスすることになっちゃうんですよぉ」
 「それはちょっと問題だな、自分のやりたいことを考えて暮らした方がいいんじゃないのかな」
 「自分のやりたいことって何かなあ、特に無いんですよね」
 「でもテレビを見たいとか映画を見たいとか下着屋に行って時間を潰したいとかいろいろあるだろう」
 「そういうのでいいんですかぁ」
 「そりゃあ、自分のやりたいことなら何でもいいんだよ」
 「それは気が付かなかったなあ」


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