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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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そこで華英が質問する。
「そう言う悪質な投稿者はアカウントを停止すればいいんじゃないですか??」
するとマギーが諭すかのような口調で言った。
「いくら停止しても別に アカウントを取ってまた投稿してくるから、いたちごっこなのよ。」
そう言ったマギーを見てニコッと笑う中島。

「さすがマギーさん。さすがですね。若菜さんの言ってた通り優秀だ。」
「えっ?」
マギーは若菜に振り向いたが、若菜は、知らないよぉ〜、と言った素ぶりで顔を背けた。

「でもIPアドレス突き止めればある程度は突き止められるんじゃないですか?」
再び華英が中島に聞いた。するとニコッとしてマギーに聞いた。
「どうなんですかね??マギーさん?」
マギーはサラッと答えた。
「そういう人らは確信犯だから、足がつかないように海外サーバーを何箇所も経由して投稿してるんでしょうから、突き止めるには膨大な時間がかかるし、それでも見つける事が出来ない場合が多い。」
中島はニコッと笑い、華英に言った。
「そういう事です。」
すると華英は少し悔しかったのか、マギーに向かって言った。
「スケベな割には色々知ってるんだねー、マギーって!」
「な、何よ!誰がスケベよっ!意味分かんない!」
頬を膨らませるマギーに華英は舌をベーっと出した。

「ハハハ!で、そういう事なんです。素人なら突き止めるのは簡単です。しかし確信犯は初めから自分に足がつかないと確信を持っての事ですから、多分本格的に追っても我々はその人に辿り着けないでしょう。ま、アメリカではその問題を解決すべく今研究を重ねているところでしょうし、若菜さんはそれを学ぶためにアメリカに行ったんでしょうからね。」
若菜は首を傾げて天井を見つめながら言う。
「そーゆー奴らを完璧に暴くにはまだまだ時間がかかりそうだけどねー。ただ、今ね、IPアドレス追跡システムって物を作ってる最中で、スーパーコンピューターを使って早くその発信元に辿り着けるようなソフトを開発中なのよね。それが完成すればそう言った奴らをすぐに見つけられるから期待は大きいわ。」
「まぁ人間を教育するみたいに簡単にはいかないでしょうからね。でも人工知能を持ったコンピューターが将棋の保段者を負かしちゃうぐらいだから、いいとこまで来てるのは分かるんですけどね。」
マギーはちゃんと話についていけていた。

「将棋と一緒にしちゃ…」
華英がそう言った瞬間、中島が少し興奮気味に言った。
「いやいや華英ちゃん、良くコンピューターが将棋のプロに勝ったニュースは何気に話題になるけど、実はとんでもなく凄い事なんだよ!?ある意味人間の脳を超えたって事だからね。」
中島に続いてマギーも華英に向かって言った。
「もしコンピューターが意思を持って人間に反抗したなら、人類は滅びるわ?」
「そんな大袈裟な…」
「いや、大袈裟じゃないよ、華英ちゃん。それでなくても我々人間は普段からコンピューターに助けて貰ってるだろ?パソコン、スマホなんかがなかったら生活に困らないか?」
「まぁ、困ります…」
「壊れたら自分じゃ修理できないだろ?ようするに扱えはするけどトラブルが起きたら大抵の人間はコンピューターをコントロール出来ないんだ。今世界中はコンピューターで繋がってる。その全てのコンピューターが意思を持ち人間に反抗したなら我々は何も出来ないよ。最悪、核のボタンまでコンピューターに支配されるんだからね。だからコンピューターが将棋とかプロに勝った事は、知る人にはとんでもない驚きと脅威を感じたはずさ。」
「そ、そうなんだ…」
あまりにも非現実すぎるように思えた内容も、若菜とマギーが頷いて聞いている姿を見て自分の無知が少し恥ずかしくなった華英であった。


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