第2話-1
互いに初体験を済ませた武と胡桃の互いの関係は日を追う事にエスカレートして行った。夏休み後半になると…胡桃は、武の部屋を訪れ無い日々は無い程に、毎日彼の部屋に来ていた。仕事で学校がある日は、武が帰って来るのを部屋で待っていたりしていた。
しかも…彼女は武に懐き始めてから、本能に目覚めたのか…彼を誘惑させる行為に手腕が伴い始める。
「ねえ…武さん〜」
胡桃は、いつからか…武を名前で呼ぶ様になっていた。
「どうしたの?」
「私、今日はノーパンなの」
麦茶を飲んでいた武が危うく飲みこぼしそうになる。
胡桃は、ウソで無い事を証明する為に、彼の前に立ち白のワンピースのスカートを目の前で捲り上げる。
武の目の前に、少女のワレメが現れた。
「お前な…そう言う格好は、外ではするなよ…」
「武さんの前だけでするわよ」
胡桃は、そう言いながら武の前に来て…
「ねえ…公の場で、こんな格好するなって…言う意味でキスして」
「どう言う意味だよソレ…」
「言わないなら、このまま外に出て行くわよ」
胡桃は真剣な眼差しで言う。
「分かった」
仕方ないな…と思いながら簡単なキスをすると…
「今のキスは、仕方ないな…と、思いながらキスしたでしょう?」
凄まじい直感に武は驚いた。
「ちゃんとキスしてくれないと、服を脱いで外に出るわよ!」
「分かりました」
武は、気持ちを込めて胡桃の唇に自分の唇を重ね合わせる。その感覚を感じ取った胡桃は、ハァ…ハァ…と息をしながら、舌で武の舌を舐め合わせる。
互いの唇を重ね合わせながら、胡桃は、座っている武の上に跨る。武は胡桃のワンピースの背中のジッパーを下ろし、彼女のスカートを捲り上げて、腰に衣服が残ってる状態にさせる。
胡桃は、武のズボンのジッパーを下ろして、勃起している武の陰茎を出した。彼女は、自分の幼い膣口に入る様に股を拡げる。
「早く、くっつきましょう」
「分かった…」
武は、ゆっくりと陰茎を挿入させる。
「アンン…」
恍惚の笑みを浮かべながら胡桃は、愛しき人の肉棒の感覚を全身で感じる。
そのままの格好で胡桃は、武を抱きしめる。
「私、もう…アナタのオチンチンでしか、イケない体になっちゃったわ…」
ウットリとした表情で胡桃は言う。
2人は、その日晩まで、何度も性行為を続けた。
もはや彼女…胡桃は、自分にしか眼中に無いと思えた。
最近は、母の事も口にしなくなる。時折り帰りが遅くなった母は、武の部屋まで来て胡桃を連れて帰る。
さすがの母親も、胡桃が武と性行為しているとは想像が着かなかった様で、特に2人の関係には何も言わなかった。
やがて…月日が経過して、新学期が始まる前…教員達が、クラスや学年担当を選ぶ時、武は5年生を担当したい願い出て、受け持つクラスに胡桃を入れた。
クラス変えは、事前まで秘密だったが…胡桃がしつこく一緒なのか聞いてくるから、一緒だと教えてしまった。
新学期当日は、周囲が新しいクラスで誰と一緒になっているか楽しみにしている生徒達の中…胡桃だけ一人、既に情報を得ていたので…それほど驚く仕草は無かった。