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小さな天使たち
【ロリ 官能小説】

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第1話-1

市立内場小学校で教師を務める中野武(なかの たけし)は、内場小の担任を赴任して2年目になった。最初は新米教師として入ったばかりで、何をして良いのか分からず…生徒に振り回される事がしばしばあったが…次の年からは、生徒を引っ張っれる教師としての腕を見せ始めた。

そんな彼にとってちょっと悩みがあると言えば…それは、その年…5年2組の担任になった事で…さらに言うなれば教壇の前の席に座る女子生徒、橘胡桃(たちばな くるみ)と、言う少女との関係だった。

その日…彼が算数の授業をしている時の事だった、彼女は前の席で椅子に座った状態で不自然に両脚を広げ始める、武はそれに気付きながらも算数の授業を続けていると…彼女は、自分の手でスカートの裾を捲り上げる。それに気付いた武は彼女の腰に目を向けると、彼女はノーパンで幼いワレメを露出させていたのだった。

危うく生徒の居る前で、彼は巨根を勃起させてしまう所だったが…意思を持って堪えて授業を続けた。

「次の問題を…橘胡桃ちゃん、問いてください」
「はい!」

いきなり回答を指名された胡桃は、慌てて黒板の前に出て行く。
武は胡桃が黒板の前に出て一生懸命回答を解く姿を見て、少し微笑ましく思えた。
彼女との関係は、この学校に赴任する頃から始まっていたのであった…。

〜1年前…

赴任先の学校が決まった武は、格安マンションに引っ越した。彼はマンションに引っ越す時に、同じマンションにいる小柄な少女の姿に気付いた。彼は…このマンションに住んでいると言う事は…もしかしたら同じ学校の子かな…?と、何気なく思った。

彼の予想は見事に当たった。少女とは同じ学校だった。入学式の時に、武は少女を見付けた。しかし…その年は彼女の担任にはなれなかった…。武は6年生の担任になり、彼女…橘胡桃は、その年4年生だった。

一緒にはなれなかったが…マンションでは度々顔を合わせていた。2人とも利用している部屋の階も違い、毎日顔を合わせるわけでは無かった。

そんな2人が互いの事を意識し始める様になったのは、ある出来事がきっかけだった。
その日は、雨が降っていた。武がマンションに帰宅して、階段を上っていると、一つ下の階で胡桃が自分の部屋の前でランドセルを背負った状態で、蹲っている姿を見付ける。
不思議に思った武は彼女に声を掛ける。

「どうしたの?」
「ママが帰って来るのを待っているの…」
「どうして?」
「今日、学校に行く前に、鍵を忘れて部屋を出て来ちゃって、部屋に入れないの…」
「ママは、何時帰って来るの?」
「夜、6時過ぎくらい…」

その時、武は胡桃を見た。雨に濡れたせいで体も濡れている。

「ママが帰って来るまで、僕の部屋に行こう。体も濡れているからシャワーも浴びなよ」
「良いの?」
「大丈夫だよ」

武は胡桃を連れて部屋へ行く。
胡桃がシャワーを浴びている間に彼は、彼女が着ていた衣類を洗濯して乾燥させる。

着ていた衣類が乾くまでの間は彼女に自分のワイシャツを着させて、別室にいるようにさせた。

自分の事を気遣ってくれた胡桃は、武の事に気持ちを寄せ始める。
その日…夜6時頃に、橘家の部屋へ行くと、娘が帰宅していない母が、ソワソワした仕草をしていたが…武が事情を説明して、無事難なく事は済んだ。


その後…2人の関係は良好になり、いつしか胡桃は武を友達関係以上に意識し始めた。

学校が休みの日は、必ずと言っても良い位に胡桃は、武の部屋へと行く。

ある夏休みの日の事だった…何時もの様に胡桃が武の部屋へと遊びに行った時だった。部屋に見知らぬ女性がいた。彼女は直ぐに帰ったが…その日の胡桃は、武に対して嫉妬していた。

「今日の、あの女だれよ?」
「え…お姉さんだけど…?」
「そう…なら別に良いけど…」
「何怒っているのだよ?」
「部屋に私以外の女を入れちゃダメよ」

姉でも相当妬く胡桃に対して、武は彼女が自分を好いてくれているのだな…と実感した。
それ以降、なるべく彼女の機嫌を損なう事をしないように気を遣う様になった。


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