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妻容子風俗嬢真紀の愉楽
【痴漢/痴女 官能小説】

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容子から真紀へ-1

 私の名前は本馬容子と申します。
 年は30歳。
 結婚して半年が経ちました。
 愉しみは、お仕事でいただく精液です。

 主人は私の親が経営する会社の後継候補として、婿に入りました。父は昔堅気で、会社へは時間をかけて通勤するものだ。そうして世間をみなければならない、とかいい、会社から遠い一軒家を買ってくださいました。当然、新婚早々、私は昼間独りで暇をつぶすことになったわけです。
 毎日、掃除をしては夜遅くなる主人の夜食を用意したりしていましたが、ある時、主人の荷物からコンドームが出てきました。主人が私には一度も使わない道具をもっている、きっと浮気だ、と思いました。
 その後、共通の友人やら色々と話をきくと、会社の帰りに元カノとあっている、というのが真相らしく、私はひどく落ち込みました。
 新婚なのに、とか、私とのセックスに満足していないのかしら、とか、色々と思い悩んだ結果、私は独りの時間を有効に活用するように決心しました。

 約半年前のことです。
 主人が出かけた後、化粧を年入れにして、手入れをした服と靴を身につけて、家を出ました。指定された場所までは、一時間くらいです。老舗にホテルのロビーで待っていると、背広を着た若い男の子が、
 「本馬さんですか」
 と声をかけてくれました。
 私が、はい、本馬です、とこたえると、部屋を用意してありますから、とエレベーターで40階くらいまで上がりました。
 部屋には広めのワンベットルームという感じて、奥には向かい合って応接セットがあり、手前にはダブルベットがあります。私はベットをみて少し緊張してしまったのですが、
 「私、店長の相葉と申します」
 と名刺を刺しだれて、
 「緊張されてますよね、何か飲みますか」
 とワインをすすめられると、少しだけ、気が落ち着きました。
 相葉さんは店の仕組みや特徴をゆっくりと初めての私にも理解できるよう、説明してくださいました。お客様は紳士的な方が多いことや、嫌なことはしなくていいこと、報酬のことなどです。
 「もし、よろしければ、容子さん、とても素敵な奥様なので、是非、明日からでも、どうでしょう?」 
 えっ、明日、と思いました。まだ、何も知らないのに、と思いましたが、それを察したのか、
 「ご不安なのはわかります。それで、これはご提案なのですが、今から私が接客の指導をさせていいだければと思うのですが、どうでしょうか」
 「指導、ですか」
 「はい、実際にお客様に提供していいだくサービスを確認していただければ、奥様のご不安も解消されるかと思って」
 私が躊躇っていると、
 「あの、私が好みでないようでしたら、もっと、奥様の気にいりそうな者に変わりますが」
 「いえ、そんな」
 「では、私でいいですか」
 私が返事をする前に、相葉さんは席を立って、私の手を取り、
 「早速、始めましょう」
 と私を部屋の扉のところに移動させました。
 私は扉をあけて中には入ったところ、ということで、まずご挨拶していただきます。
 「〇〇から参りました、えーと、名前を決めないといけませんね。ご希望の源氏名はありますか?」
 「いえ、とくには」
 「そうですか、そうしたら、奥様、女優の水野真紀さんに似ているから、真紀、にしましょう」
 「真紀、ですか」
 「はい」
 私はその瞬間、夫の奥様「容子」から皆様に可愛がられる「真紀」に変わってしまいました。名前とは、とても不思議な魔法だと、あとあと、思いました。



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