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妻を他人に
【熟女/人妻 官能小説】

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 頬を撫でながら優しく問いかけるが、ここは助け舟を出さずにちゃんと答えさせたい。

「中はもちろんダメだし顔はお化粧した後だったから……それでお口に……」
「お腹に出してもらえばよかったのに」
「そうだけど……」
「ゆきも口に出してほしくなっちゃったってこと?」
「うぅ、そうなのかな……ごめんなさい……」

 たまらない。興奮している私を見てゆきも素直に答えてくれる。

「飲んだのは頼まれて?」
「はい……」
「ゆきは飲みたくなかったの?」
「……」
「嫌なら断れるはずだよね?」
「……はい……」
「ぺって吐き出さなかったのはなんで?」
「……うーんと……ごめんなさい……」

「なんで?」という質問に「ごめんなさい」で答えるゆき。
 飲みたかったのだ、夫以外の男の精液を――。
 ゆきのことをぎゅっと抱きしめる。
 最愛の妻のこの身体の中に、よその男の精液がたっぷりと注ぎ込まれ吸収されている。
 私が人生で一度も射精したことがない場所に、ゆきとZはたった一晩で何度も――。

「怒っちゃった……よね?」

 もういつものゆきに戻っている。「怒ってないよ」と言わせたくてこういう聞き方をするゆきは少しズルい。しかし私はそんな妻が可愛いと思ってしまう。だからゆきはますますズルく可愛くなっていくし、私は際限なく妻を甘やかす。私とゆきは昔からこういう関係だ。もっとも妻の名誉のために言っておくと、妻は基本的には誠実で真面目な人間だ。そこへの信頼があればこそ私は安心して妻を甘やかし猫可愛がりができる。

「うーん、怒ったほうがいいのかな」
「怒らないで」
 いたずらがバレた子どものような笑みを浮かべて私を見上げてくる。
 ちょっと反省終了が早すぎではないか。
「怒ったって言ったら?」
「謝るしかできないけど」
「今ここでさせてくれたら許してあげる」

 言いながらゆきのデニムのパンツを下着ごと膝までずらす。
 ゆきの白くて丸い尻があらわになる。
「ちょっと……今はだめだよ……! Zくんすぐそこに……」
 デニムと下着が膝にひっかかって脚も開けず不自由な体勢のゆきを後ろ向きにして尻を突き出させる。

 清楚な美貌に似合わず意外にも濃い目のゆきの陰毛は粘り気のある液体で湿っており、毛束になってべっとりと股間に貼り付いている。ついさっき癒される笑顔で寝室に入ってきたゆき、しかしその下半身はあまりにもグロテスクに汚れていたのだ。
 Zとの事後処理もそこそこに慌てて下着とデニムを穿いたのだろう。さわやかな朝日を反射してきらきらと光っているのがかえっていやらしい。大陰唇は充血してぷっくりふくらんでいるのは、太い男根が挿し込まれ激しい出入りを繰り返してからまだ時間が経っていないことを示している。
 割れ目にはくすんだ色の小陰唇がやはり充血してぱっくりと開き、ピンク色の肉襞が覗いている。愛液が滲み出て、とろりと陰毛を伝い落ちた。

 丸い尻をつかんで妻の膣にペニスをあてがう。
「ねえ、ドア開いてる……」
 懇願するゆきに構わず腰を前に突き出すと、私のペニスがにゅるんとゆきの膣内に埋め込まれた。
「ん……」
 十分前、他の男のペニスを受け入れていたゆきが、今度は夫のものを挿し込まれている。男たちの性欲処理に身体を使われ、立て続けに複数の男のセックスの相手を務めるゆき。
 しかし反応はまるで異なる。
 キッチンから聞こえてきたような切なく甲高い喘ぎ声を聞きたくて強めに腰を打ち付けるが、ゆきの反応は芳しくない。
「んん……ん……」
 後ろから突かれて発する吐息はとても喘ぎ声と呼べるものではない。

 いや、もちろんこうなることはわかっていた。
 入っているモノの太さも長さもまったく違うのだから当たり前だ。こうやってZと比較し惨めな気持ちになればなるほど私の興奮は高まるようにできている。
 そんな私の性癖を理解してくれているゆきも感じている演技などせず、四つん這いでおとなしく夫のペニスを受け入れる。

 ゆきのむっちりした尻の割れ目の奥から、むわっとした蒸れた匂いが漂ってきた。
 昨晩シャワー後も私やZに犯され、今朝もまたセックスしていたゆきの股間。大量の愛液、汗、オリモノが妻の陰毛や小陰唇の襞に絡みつき、下着の中で蒸れて熟成した酸っぱい匂い。三十八歳にしてまだ可愛らしいとさえ言える美貌を持つゆきが、股間からはとてつもない刺激臭を発している。
 私はどうしようもなく興奮が高まり、無我夢中で腰を打ちつける。そして射精感を感じたと思った次の瞬間には、相変わらず無反応なゆきの尻たぶの上に大量の精液を放出していた。

 挿入してわずか一分ほどでの射精。
「もうでちゃった」
 早漏なのも夫婦で了解済み。とはいえさすがに今回は早すぎて少々バツが悪い。朝からゆきとZのあんな行為を見せつけられればなおさらだ。
 私の間抜けな発言に四つん這いのままのゆきが思わず吹き出した。
 こちらを振り向いたゆきはいつもの笑顔。今度は私が安心する番だ。
「うん、今日はとくに早かった」
「ごめん」
「ううん。そうやって恥ずかしそうにしてるパパ、可愛くて好きなんだ」
 ゆきは普段からこう言ってくれる。
 本心だと信じているが、二ヶ月前にはじめてZとのセックスを見せつけられてから少し自信が揺らいでいる。セックスの本当の良さを知った、いや正確には「思い出した」ゆきは、いつまでこう言ってくれるのだろうか。

 妻の尻に出した精液をティッシュで拭き取りごろんと寝転がる。
 ゆきもごろんとして二人で見つめ合うかたちになった。デニムと下着はまだずり下げたまま、尻をぷりんと丸出しにしたままのゆきが可愛い。いつもなら私が股間を拭いてあげて下着もズボンも穿かせてあげるところだが、なんとなくそのままがいいと思って放って置くことにする。


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