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母子相姦のある風景
【母子相姦 官能小説】

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スナック-4


 俺が家を出て数年間、暮らし自体は母一人だから楽になったはずなのに。
家を出る時、俺は内心自分の口減らしのようなつもりもあった。
馬鹿息子である俺を養う大変さから母はようやく解放されるんだって思ってたんだ。
けど、今目の前に広がってる昔のままの古臭い店内とやつれた母を見てると女手一人でスナックをやってくって事が、客に飲ませるために自分も飲まなきゃいけないって事が、減っていく客を体を使ってまで繋ぎとめてく事が、どんだけ大変だったかって分かった。
朝から夜まで安い給料でこき使われるようになって、色んなことの大変さが初めてちょっとだけ分かるようになったんだ。

 大人ぶってても俺にはまだビールの美味さはよく分かってなかった。
苦いばかりで、金の無駄じゃないかとさえ思う。
ただ一人でふらっと立ち寄った酒屋でビールを飲むあの感じに憧れたから、たまにそうしてみただけで。
時間も時間だからか、他の客は来なかった。
やっぱりビールは苦くて、美味くない。
店の片隅には小さなテレビがあって、それにはご立派に地デジ対応してる。
新しくなったのはこれくらいかと思ったら、何だかおかしかった。
スポーツニュースを伝えるキャスターをぼんやり眺めてると、母は俺が話好きじゃない客だと思ったらしい。
たまに俺の顔をちらと見てくる気配はあったが、シンクで片づけをし始めた。
目線をやってスポンジでグラスを擦る母の手を見ると、指も手の甲も骨が浮くくらいに細くなったなって思った。

「ママはさ」
洗い物を続ける母にふと声をかけた。
もっとも俺は母親の事をママなんて呼んだ事は無い。
ずっと昔から母ちゃんだ。
母が俺を本当にただの客だと思っているかどうかちょっと試してみたくなった。
「寂しくないの?」
「そりゃ寂しいわよぉ」
そう言って母は小さく笑った。
酔客の話にも当意即妙。
この辺はまだまだ健在なんだな。
と少し嬉しいような気持ちと同時に、スナックのママとしての母を初めて見た気がした。
「…そんな綺麗なのにもったいないね」
「あら、ババアにありがたいお言葉っ」
語尾を少ししり上がりにおどけた言い方をする。
「こんな若い子に言われるなんてね」
「ママこそ若いよ」
そこまで言うと、洗い物をしていた母は初めて小さく顔を上げた。
俺の言葉の真意を確かめるためか、客としての品定めするような値踏みするような蛇みたいな冷たい瞳。
だけど、店に入ってきた時のやけに愛想の良い表情と声より、今の方がずっと記憶の中の母に近かった。
思わずぷっと笑い出しそうになる。
でも笑ったらこのちょっとした言葉遊びはもう終わりだ。
終わってもいいけど、続けてもいい。
そんな気持ちだった。

「お兄さんも寂しいの?」
「あぁ、寂しいね。ずっと」
家に帰れば妻と子供はもういるけどさ。
結婚指輪だってしてるから、目ざといスナックのママが気付かない訳がない。
でもそういう事じゃない気がした。
「ならお互い様ね」
「そうだね」

 母は店のドアを開けて営業中の札を裏返しにする。
店内の照明を消して、裏口から二階への非常階段を上がった。
ガキの頃から数えきれないほど登った階段も、今ではすっかり錆び切っている。
数年ぶりの二階の部屋。
この部屋で母親と二人の生活をずっとして育ってきたんだ。
部屋に入ってすぐに俺は母を抱き締めてキスをした。
かすかに胃の臭いがしたけれど、構わずに舌を入れると向こうから激しく絡めてくる。
俺もそうだけど、異常に興奮しているようだ。
気付いているのかと思いながら疑いながら、一度も聞けないままそうして母とセックスした。

 行為が終わった後、天井を見たまま何か聞こうか話そうかと考えあぐねていた。
今さら何を言うんだって話なんだけど。
考えがまとまらないままに体に重さを感じると母が自ら俺の上に跨っていた。
 二度目が終わった後、俺は何だかどうでもいいような気になってた。
行き倒れたような姿勢で倒れてる母親を引き起こし、顔の前にペニスを持っていくと自ら口を開けて受け入れだした。
 三度目が終わった後、溢れる母の涙で厚化粧も落ちて年相応のシワや弛みが表れていた。
母の肉体からはほとんど力が尽きたようで、俺が貫いていても声以外にほとんど反応はなかった。

 やがて、夜明けが近づいてきた。
「……はぁ…若い子は…やっぱり…違うわ…ちょっと…舐めてた…若いから」
「まだいけるけど」
「はぁ…もう…無理…はぁ…しんど…」
「………」
黙って俺は母の体の上に軽く毛布をかけた。
ようやく求められなくなった事に少しほっとしたのか、俺の肩も入るように広げて掛けてくる。

「…はぁ……おかえり」
それはママでなく、聞きなれた母ちゃんの声だった。
「…分かってたの?いつから?」
「………最初に違和感があって、話し始めたら声で」
なら何で?
とは聞けなかった。
それは向こうも俺も同じことだから。
「…はぁ…こんな事して…胃が痛いわ〜もう」
何を今さら。
小さく俺が笑うと、母も小さく笑った。

「そういやさ」
「なに?」
「俺もう働いているんだけどさ」
「うん」
「結婚してもう子供もいるんだけど」
「ふぅん」
「驚かないの?」
「指輪してるし、久しぶりに来たからそんな事だと思った」
なら何で?
とは聞けなかった。
それは向こうも俺も同じことだから。
「寝よ。疲れたわ」
そう言って母は深く布団に潜った。
間もなく鼾をかき始めたから、さすがだと思いながら俺も深い眠りに落ちていった。


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