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母子相姦のある風景
【母子相姦 官能小説】

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スナック-5


 翌日はもう普通の親子だった。
近々嫁と子供を連れてきて一度は挨拶させる事、前夜不十分だった片付けとか掃除も手伝って俺は昼前には店を出た。
見送りにも出てこなかった。
けど、それから俺は年に一度は子供を連れて店に顔を出すようになった。
心配はしてたんだけど、そういう時はさすがに良いお婆ちゃんとして振舞ってた。
たまに俺の仕事と店が休みの日が重なる日があれば、たまに訪ねて行って二人で外食したり、店の二階でセックスしたりもした。
嫁よりすげぇ良かった。
そんな風に何とか俺達親子はそれなりに上手くやっていけるようになったと思ってたんだけど、何年かしたら母は亡くなった。
ある日、開店する時刻になっても店が閉まったままだから常連客が不審に思って裏口から入ったら店内で倒れてたらしい。
連絡をもらって駆けつけた時にはもう息を引き取っていた。
かなり肝臓を悪くしてたから、結局それが命取りになってしまった。
やっぱり飲みすぎだったんだろう。
納棺士の腕が良かったのか不思議と死に化粧はすごく綺麗だった。
俺の記憶の中の母によく似てて、大人になってから初めて母の事で泣けた。

 母が死んですぐに土地を売って欲しいと不動産屋が連絡してきた。
あんな細くて小さな土地なのにと思ったんだけど、マンションを建てるため何年も前から話をしてたらしい。
店の土地以外は財産はもちろん大した遺品も無いから、早めに更地にしないとと思ってたとこだった。
治安があんまり良くないから火でも点けられたら堪らないし。
そんな心配しなきゃいけないような土地柄だった。
薄情と思われるかもしれないけれど、それで間もなく土地を売った。
でも強くて逞しかった母の遺産を整理するのはそれくらいがちょうどいいと思ったから。
わずか11坪。
けど、そこに本当に色んなモノが詰まってたんだ。



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