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危険な自慰
【その他 官能小説】

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コンタクト-2

 「その前にお手洗い行っとこうかな。」
 文字通り、手を洗わなきゃいけないからね。
 「あ、私も。」
 二人は連れ立ってトイレに入った。
 隣の個室から控え目で可愛らしい音が流れてきた。彼女のイメージ通りだ。私も頑張ってみたが…ルリカちゃんのようにはいかなかった。
 ちなみに、個室ではしなかった。全くする気がしなかった。あまりにも壁に守られ過ぎている。露出してるのが当たり前の場所だし。
 個室を出た私は手を洗い、洗面台に右足を乗せた。すると、スカートの中のパンティが正面の鏡に映った。
 その布に左手の指をひっかけて横に捲ると、斜めにズレて口を開いている私の谷間が見えた。
 ルリカちゃんはまだ個室に居る。
 さっき弄られ損なった私のそこはなんだか拗ねたように唇を突き出している。
 「お待たせ、お股、なんてね。」
 小声で呟き、右手の中指を唇の中にジュブリと埋めて谷間をなぞってあげた。
 う、はうぅ…。
 お待たせられたそこは、仕返しとばかりに猛烈な快感を私の下腹部に響かせてきた。
 カサリ。
 ルリカちゃんの入っている個室から小さな音がした。
 私は荒くなってしまいそうな息を必死で殺し、指を這わせ続けた。
 ジー、ジー。
 ビデの音だろう。もうすぐ彼女が出てくる。
 う、うっ…。
 ああ、出てきてしまうんだ。そしてもしも私のこんな姿を見られてしまったら…。
 指に力が入った。
 くうぅ…。
 カラカラ。
 ロールペーパーを引き出す音に続いてしばしの沈黙。
 ルリカちゃん、拭いてるんだな。こんな部分を。
 でも、この中までは触らないよね。ズブズブ。
 んふん…。
 ジャボー。
 流した。もう出てくる。
 グチョグチョ、グリグリ。
 煮えたぎる溶岩の様に熱く粘り付いてくる自分の内壁を、指がこねくり回している。
 あは…あぁっ!
 カサカサ、っと衣擦れの微かな音が聞こえてきた。ルリカちゃんが下着を穿き、スカートを整えたのだろう。
 はぁあ…。
 出てくる、出てくる、彼女は出てきてしまう。私は、何か出そう…。
 カタン。鍵が外された。私は洗面台に上げた足を下ろさなかった。


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