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濡レ羽色ノオ下ゲ髪
【ロリ 官能小説】

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連鎖-6


「どうだ、こいつを突っ込んでやろうか?」
 円藤に訊かれ、遥香は思わずうなずきそうになった。この甘い疼きを鎮めてもらいたいのに、おねだりのやり方がいまいちわからない。
「先生、私、もう我慢できない……」
 遥香のただならぬ様子に円藤は微笑さえ浮かべ、染みを作ったブルマの中にリコーダーをくぐらせた。桜貝のような陰部が露わになり、二枚の陰唇を押し開くように異物を上下させると、少しだけ回転を加えてから挿入の動きに変化させる。
 それはあっさりと膣内におさまり、やがて行き止まりにまで到達すると、今度は出し入れの動きで貝の中身をしごいていく。
「あっ、入ってる、あっ、あっ、んっ……」
 ご褒美をもらえたことに遥香は嬉し涙を滲ませる。ブルマの脇から入ってくるそれは、遥香の脳に新たな性の価値観を植え付けた。異物なら妊娠する心配もないし、性病のことを気にする必要もない。
 櫻井からもらった大人の玩具は見た目がリアル過ぎて隠し場所に困る。でも、日用雑貨なら誰にも怪しまれずに使うことが出来ると思った。
「おまんこにリコーダーをくわえる女子中学生、か。なかなかいい眺めだ」
「先生、欲しい、いちばん、奥まで、ああ、だめ、いく……」
「いくらでもアクメさせてやるよ。俺は遥香の顧問だからな」
 円藤の言う通り、ブルマ姿の遥香はリコーダーを突っ込まれて何度も絶頂した。その恥ずかしい姿を撮影されても、遥香は何一つ文句を言わなかった。
 おしっこを漏らした時にはさすがに撮影を断ったが、変態の円藤に聞き入れてもらえるはずもなく、彼の嗜好品として動画は記録された。
 最初の頃はセックスに消極的だった遥香も、絶頂を重ねるごとに性欲が増し、行為が終わった後に物足りないと感じたのか、下半身がそわそわしてオナニーがしたくてたまらなかった。
 ホテルの外で円藤と別れた遥香は、その足で駅構内の女子トイレに向かった。いちばん奥の個室に入り、扉に鍵をかける。先ほどまで円藤に抱かれていたせいで体が火照り、下着を脱ぐのももどかしい。陰部が空気に触れただけで目眩がした。
 遥香はバッグの中から携帯用のバイブを取り出すと、便座に腰掛けた姿勢で大胆にオナニーを始めた。左手で胸をまさぐりながら、右手のバイブに我を忘れて夢中になる。
 ぴちゃん……ちゃぷん……くちゅん……ぐちゅ……ぐちゅ……。
 ホームを通過する列車の騒音に紛れ、その場に相応しくない水音が個室内に響く。
 んっ、んん、ふうん、んぐ──ハンカチを噛んでも鼻から吐息が漏れてしまう。思い浮かべるのは櫻井や円藤の顔ではなく、同じクラスで学級委員の大森俊介のことだ。妄想の中の彼は中学生らしい好青年で、遥香に対してとても優しく接してくれる。いや、実際の彼もその通りだと思う。けれども今の遥香が欲しているのは優しさなんかではなく、強姦と同等もしくはそれ以上に卑怯な感情表現だった。
 大森俊介のことを考えるだけで息苦しくなるし、そんな彼に関係を迫られたならば、青春のすべてを犠牲にしてもいいとさえ思えるのだ。
 オナニーを開始して五分と経たないうちに遥香は達した。危うく意識を失うところだったが、陰部とバイブに付着した汚れをトイレットペーパーで拭き取り、放心状態で水を流した。
 心臓がどきどきしているのは性的な興奮のせいなのか、それとも恋をしている証拠なのか、経験の乏しい遥香にはまだ判別がつかない。
 世の中は不確かなことで溢れかえっている。曖昧にしておいたほうが良いこと、それは性犯罪の被害に遭った事実を隠し通すことだ。
 遥香がバイブをしまっていると、近くで踏切の音が聞こえた。トイレの扉の向こうには残酷な日常が待っている。けれども遥香は扉を開けるしかなかった。


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